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お片づけを習慣にするには?【薄井シンシアさんの「育児書を捨てよ、子どもを見よ!」第14回】

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集英社ハピプラニュース

なんでいつも片付けてくれないの!?

前回、前々回と、子どもとのルールづくりについてお話ししてきました。今回は、片付けのルールについてお話ししたいと思います。 Q:8歳の娘が、モノを出したら出しっ放しで、部屋がまったく片付きません。学習用具もおもちゃも、使いっぱなし。洋服は脱ぎっぱなし。「片付けなさい!」と口を酸っぱくして言うのですが、やるのはその時だけで、あっという間にリビング中が散らかり放題になっていきます。片付けて回るのも大変で、私のイライラが溜まって、喧嘩になることはしょっちゅう。この状況から脱するには、どうすればいいでしょう?(38歳 女性) |「自分のスペース」は自由にしていいというルールを| A:お母さんのお気持ち、よくわかります。私も、モノが片付いていない部屋はとても苦手。イライラしてきますよね。でも、娘さんの方は、こんな風に思っているのかもしれません。「どうして、片付けなくちゃいけないの? 私は、片付いてなくたって平気。そっちの方がいいの」って。つまり、これは部屋の心地よさをめぐる価値観の問題だから、親子といえど、平行線をたどることでしょう。 だからと言って、お母さんがずっと我慢して、散らかったモノを片端から拾って片付けて回るのも、勘弁してよ!でしょう(笑)。それに、お母さんだけが我慢するのは、フェアじゃありません。では、どうすればいいのでしょうか?

小さい頃から習慣作りを

我が家の話から始めましょう。我が家には、ほぼ私自身のために(笑)、「モノをきちんと片付けよう」というルールがありました。娘がまだヨチヨチ歩きの頃に、このルールを教え込んだので、長く、平穏な秩序が保たれていたのです。 ところが、娘が高校生になると、状況は一変。さっぱり片付かなくなりました。理由は明快。学校生活が忙しすぎて、時間も気持ちも片付けに回す余裕がなくなってしまったのです。ベッドには脱いだ洋服が山になり、床には雑誌やバッグが転がっていました。ドアを開けっ放しにしているので、いやでも目に入ってきます。片付けて、という言葉は虚しくスルーされるばかり。我慢は頂点に達し、私は娘にこう宣言しました。 「あなたが、どんなに部屋を散らかしても構わない。でも、私は見たくないの。だから、部屋のドアだけは閉めてください。ドアからこっちは、家族全員のスペースなんだから。ただし、掃除をする日は、床にモノがない状態にしておいて。そうでないと、掃除機がかけられないから」。

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