9勝を挙げたヤクルト・吉村は倍増以上の年俸5000万円でサイン 自身初の開幕投手にも名乗り
ヤクルトの吉村貢司郎投手(26)が13日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増以上となる年俸5000万円でサインした。 2年目の今季は先発陣ではチーム最多となる9勝をマーク。夏場に白星から遠ざかった時期もあったが、シーズン終盤には状態を上げ、9、10月は5試合で4勝0敗、防御率1・04という圧巻の成績を残して月間MVPを初受賞した。次世代のエース候補として大きく飛躍したシーズンを「1年間、ローテーションを投げるつもりでやってきた。いろいろと変化を恐れずに、いろいりと試すことができた。そこら辺がうまくはまった」と振り返った。 来季は初の2桁勝利を目指した上で「15勝以上」という大きな目標を掲げた。「勝てばチームは優勝に近づく。勝てるだけ勝ちたい。一般的に評価される勝利数や勝率もそうですけど、あとは奪三振率とかも。贅沢ですね」とどん欲だ。さらに、自身初の開幕投手についても「一つの評価だと思うので、そこを意識してやってきたい」と力を込めた。 (金額は推定)