ドジャースは佐々木朗希の“流出”も覚悟…補強はほぼ構想通り、先発候補はすでにゴロゴロいる
大谷翔平(30)のドジャースが、着々と補強を進めている。 日本時間9日はリリーフ投手のトライネン(36=ドジャースからFA)と2年約33億円で再契約すると、ジャイアンツからFAになっていた左打ちの外野手コンフォート(31)を1年約25億5000万円で獲得した。 【顔を見る】当時話題になった朗希、ドラフト1位指名された瞬間の何とも言えない「表情」 ブルペンに厚みをもたせて、外野手を補強するのは以前、ロバーツ監督がベッツ(32)が司会を務める番組に出演して明かした構想とほぼ一緒ではないか。ロバーツ監督はサンタクロースに獲得をお願いしたい選手についてこう言っている。 「今年ブルペンで投げた男を連れ戻したいのと、大事な場面で投げられるFAのリリーバーをもうひとり。あと、先発も欲しいね。それにポストシーズンで大きな本塁打を何本か打った、ラテンアメリカの選手を連れてきたい」 これを受けてドジャース専門のインターネット配信サービスは「ロバーツ監督はT・ヘルナンデス(32)とトライネンと再契約、さらに先発とリリーフ投手をひとりずつ欲しいようだ」と伝えている。 そのうちトライネンとは再契約、ヘルナンデスはまだだが、ベッツが内野に戻ることで空きができる右翼にコンフォートを獲得した。先発はすでにサイ・ヤング賞左腕のスネル(32)を補強しているから、あとはヘルナンデスの残留と計算できるリリーフをひとり補強する青写真か。 「先発として計算の立つスネルを獲得したことによって、ドジャースは佐々木朗希(23)が他球団に行くことも覚悟しているとみる米メディアもあります。来季はグラスノー(31)、山本由伸(26)、大谷、スネルという4本柱ができたうえ、トミー・ジョン手術明けのゴンソリン(30)、メイ(27)やカーショー(36)と先発候補はゴロゴロいますから」(米紙コラムニストのビリー・デービス氏) ドジャースは佐々木獲得が「既定路線」だったが、雲行きは変わってきたようなのだ。 ◇ ◇ ◇ ところで、ドジャース山本由伸の親とも親しい佐々木の母親とは、どんな人物なのか。昨オフは佐々木と一緒になって「メジャーに行かせてくれ!」と泥沼交渉劇を繰り広げたが、なぜ「母親」が首を突っ込んでいたのか。当時の全内幕とは。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳細に報じている。