【広島】九里亜蓮の補償は金銭、人的の両面で検討「いつも通りの段取りで」鈴木清明九段本部長が説明
広島の鈴木清明球団本部長(70)は12日、九里のFA移籍に伴う補償に「(28選手のプロテクト)リストを見て、いつもの段取りで考えます」と金銭、人的の両面で検討する方針を示した。今季年俸1億4000万円でBランクとみられる。昨年に西川が同様にオリックスにFA移籍した際は、人的補償で当時19歳だった右腕の日高を獲得した。 九里はこの日、オリックスの発表を前にマツダ内で球団幹部と直接会って報告した。松田オーナーは「常に挑戦する気持ちを持っている選手。米国(挑戦)はうまくいかなかったかもしれないが『リーグが違う野球も見てみたい』と言っていた。その通り」と本人の意思を尊重した上で、「ある意味、新陳代謝が進む一歩になる可能性がある」と若手の台頭に期待を込めた。
報知新聞社