花岡竜が王座決定戦で政所仁を完封し「大﨑選手と対戦できるように頑張る。国内は俺が引っ張る」【RISE184】
RISEの2024年最後のナンバーシリーズ「RISE184」(12月15日、東京・後楽園ホール)で行われた「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で政所仁(魁塾/同級1位)と花岡竜(橋本道場/同級3位)が対戦し、花岡が政所を完封し王座を獲得した。 今回の王座決定戦は前王者の大﨑一貴の王座返上に伴うもの。 2人は過去2回対戦し1勝1敗。花岡は2022年からRISEに参戦し、2戦目で政所と対戦しTKO勝ちを収めた。2回目の対戦は昨年11月。2人は王者・大﨑への挑戦権をかけた「NEW WARRIORSトーナメント」に出場。準決勝で対戦し、政所が1RでKO勝ちを収めリベンジを果たした。政所は決勝で長谷川海翔を破って優勝。今年6月に大﨑に挑戦するも判定負けを喫した。今回はそれ以来の再起戦でもあった。
花岡は政所に敗れた後、今年3月の「RISE ELDORADO 2024」でのK-1との対抗戦に出場しKrush王者の池田幸司にダウンを奪った上での判定勝ちを収め復活。6月には長谷川を破り、ランキングを3位にまで上げ、今回の王座決定戦出場にこぎつけた。 1R、ともにオーソドックスの構え。政所の左ローにパンチを合わせる花岡。花岡は前蹴り。パンチが交錯。花岡は前蹴りからパンチ。花岡が左ボディー、右ストレート。花岡が前蹴り。花岡のパンチにカウンターを合わせる政所。前に出る政所に花岡がワンツー。花岡の左ジャブ。花岡の右カーフ。前に出る政所に花岡は右インロー。圧をかけた花岡の右カーフ。政所は顔面前蹴り。花岡はワンツー、そして軸足を刈るローで政所がバランスを崩す。オープンスコアはジャッジ3者とも10-9で花岡。
2R、花岡は関節蹴り、右ハイ。政所が右ストレートも花岡はカウンターを合わせる。詰める政所に軸足刈り。政所が圧をかけるがステップでかわした花岡は飛びヒザ。そして左フックをクリーンヒット。花岡の足技に翻弄される政所。政所のパンチにカウンターの花岡。花岡は左ボディー。政所は詰めて左ジャブから右ストレート。花岡はジャブを突いてすぐに横に動く。花岡は右カーフ。花岡のバックスピンがヒット。打ってみろと顔を突き出す政所に花岡はバックブローを狙う。そして花岡の軸足刈りに政所はバランスを崩す。オープンスコアはジャッジは3者とも10-9で花岡。 3R、花岡は左ボディー。政所はスイッチを繰り返す。政所がパンチを出すが花岡はかわしてワンツー。政所は力みが見られる。花岡はローを蹴ってすぐに動く。そしてワンツー。政所が前に出てパンチを振るが力んで当たらない。花岡は軸足刈り。政所がコーナーに詰めて左右のフックも、花岡はするりと逃げる。政所が詰めるところに花岡は左フック。距離が詰まり組んだ際に政所が投げてしまい口頭注意が出る。花岡は圧をかけてワンツー。オープンスコアはジャッジは3者とも10-9で花岡。