ウェディング・パーティに参列するなら? 華やかなTPOメイクレシピ
お祝いの席では、華やかさと上品さのバランスが肝。
大切な友人のウェディングパーティ、今年はどんなメイクで出かけるのが正解? 今回、お呼ばれメイクの極意を教えてくれるのは、名古屋から上京したば かりのフレッシュなモデル、藤川ガビイ(Instagram @fujikawagaby)。日本×イタリア×ブラジルのミックスで、学生時代はファッションとヘアメイクを専門的に学んでいたという彼女。トレードマークの赤リップを軸に、ツヤの仕込み方で差をつける、上級者な引き算テクニックを披露してくれた。 「結婚式のメイクって洋服とのバランスがすごく大事。今日みたいなシャイニーなドレスのときは、メイクまで欲張るとトゥーマッチに見えちゃうので、目もとや肌は極力ナチュラルに仕上げて、リップとまつ毛だけ主張させるのが私の定番ですね!」。コケティッシュな真紅のリップと、くるんと上を向いたまつ毛。魅せるポイントを1~2箇所に絞ったら、シャネルのスティックハイライトで、全体的にツヤをプラスするのがマイルール。「ドレスとラメとリンクするように、まぶたや頬にもキラメキを足してあげると、全体のトーンが整って洗練される気がします。普段は目のクマを活かそうと思って、ツヤを足してセクシーに仕上げますが、おめでたい席なので今回はしっかりカバー(笑)。コーラル系のチークで頬に血色をほんのりプラスしたのもポイントです」
<右上から時計まわりに> インカオイル オーガニックホホバ ゴールド、スリー セレブレーションリベレーションパレット X02 フォールフレスコ、イヴ・ サンローラン タトワージュ クチュール 8 ブラックレッドコード、ニベア ディープモイスチャー ハニーフレーバー 欲張りメイクはご法度だけど、リップは主張してメリハリをもたせるのが彼女のポリシー。「イヴ・サンローランのタトワージュクチュールは、重ねるごとに濃く発色するのでトーンが調節しやすくておすすめ。仕上がりはマットだけど、ニベアのリップクリームをベースに塗っておけば、ほどよくツヤも出ていい感じに」。チークとして活用したのはスリーの万能パレット。右のオレンジをブラシにとり、下まぶたに沿うように頬の高い位置に平行に入れ、余ったチークはアイホールや眉下あたりにも足してバランスをとったそう。「髪にもツヤが欲しかったので、インカオイルを揉み込んで濡れた質感をプラスしました。クセと束感がほどよく引き出せるのでおすすめです」