新型ジープ・グランドチェロキー登場! 欧州プレミアムSUVを凌駕するかもしれない完成度とは?
1月7日、ジープは、「グランドチェロキー」の新型を発表した。11年ぶりのフルモデルチェンジで生まれ変わったアメリカンSUVとは? 【写真を見る】新型グランドチェロキーの詳細(137枚)ジープとは思えぬ先進的&ラグジュアリーな内装
快適性が大幅に向上したインテリア
第5世代に進化したグランドチェロキーは、プラットフォームなどを刷新し、従来モデルから大きく進化した。 注目は6~7人乗りの「グランドチェロキーL」があらたに加わったことだ。従来モデルにはなかった3列シート仕様である。なお、これまでの2列シート仕様(5人乗り)の新型の販売時期は、グランドチェロキーLより少しうしろにずれ込むという。 新型のエクステリアは初代の「ワゴニア」を意識したという。新デザインのフロントグリルやLEDヘッドライトは、より薄く、そしてワイドになった。ボンネットやフロントサブフレームなどにはアルミニムを使い、軽量化を図っている。 内装は、クオリティと快適性が大幅に向上した。運転席まわりにはメーター用(10.25インチ)およびインフォテインメント用(10.1インチ)と、ふたつの液晶ディスプレイ配され、オプションで10インチのヘッドアップディスプレイも選べる。ステアリング・ホイールのデザインも一新された。インテリアトリムには本物のウッドとレザーも選べる。 オーディオは、「マッキントッシュ」を搭載。同ブランドを搭載する市販車は、新型グランドチェロキーのみという。19スピーカー・950W(10インチのサブウーファーを含む)によって、臨場感ある音楽を楽しめるという。 シートも刷新された。フロントは、16Wayの電動調整式で、マッサージ機構も備える。ヒーター&ベンチレーション機構は、1列目と2列目に搭載(グレード別)。2列目シートにはくわえて180mmのスライドおよび18°のリクライニング機構が付く。また、3人がけのベンチタイプと、キャプテンタイプのシートが選べる。 3列目シートは50:50の分割可倒式で、電動で格納出来る。乗降性を高めるべく、とくにリアドアの開口部が拡げられた。