Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

のんさんと、ピーター・ドイグの大画面に囲まれる空間を体験。

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
Casa BRUTUS.com

3メートルもある大画面が空気を震わせる。「画家の中の画家」と称されるピーター・ドイグが描く、大迫力の絵が東京・竹橋の〈東京国立近代美術館〉に並んでいます。音声ガイドはのんさんが担当しました。改めて絵を見にきたのんさんと一緒に、会場の様子をご覧ください。 女優、モデル、ミュージシャンとしてだけでなく、“創作あーちすと”としても活動の幅をひろげているのん。〈東京国立近代美術館〉で開かれている『ピーター・ドイグ展』では音声ガイドのナレーションを担当した。 ピーター・ドイグは1959年、スコットランドのエジンバラ生まれ。トリニダード・トバゴ、カナダ、ロンドンと各国を移動し、現在はトリニダード・トバゴとロンドンを拠点にしている。これまでロンドンのテートなど、世界の名だたる美術館で個展を開いてきた。〈東京国立近代美術館〉での個展は日本の美術館では初めてのものになる。 スケールの大きい絵画が並ぶ会場を訪れたのんは、まず《赤いボート(想像の少年たち)》に目をとめた。この絵は空が銀色の絵の具で塗られている。

「写真で見るのとは違いますね。銀色がびかーっと光っていて、異様な空が広がっている。森もどろーっと溶けてるみたいでおもしろい」(のん)

《赤いボート(想像の少年たち)》のすぐ近くに飾られている《ペリカン(スタッグ)》は、のんの音声ガイドで驚きのエピソードが明かされる絵だ。これはドイグの子どもの頃の記憶がもとになっている。男性がペリカンを助けているのかと思ったら実際には殺していたという、ちょっとショッキングなシーンなのだ。中央には大きな滝が描かれ、水に男性の半身が隠れている。その水で隠された部分に、男性が握るペリカンの死体があるのかもしれない。

「写真を見てすごく気になっていた絵なんです。男性が手にペリカンを握っているのを想像すると、やけに怖かったりするんだなと思ったりして。男性の身体の赤が効いているのがまた怖いですよね。全体的にこんなに赤は使っていないのに、ここだけが赤い」(のん)

【関連記事】