「沖縄の人権や環境問題 国連でしっかり発言」玉城知事がスイスへ出発 国連人権理事会で演説へ 那覇空港で与党県議らが激励
スイス・ジュネーブで開かれる国連人権理事会で演説する沖縄県の玉城デニー知事は17日午後1時頃、沖縄を出発する前に「人権や環境問題など沖縄が抱える課題を国際社会に訴え、連帯する思いと行動を沖縄とつなげたい。その思いを国連でしっかりと発言したい」と決意を語った。与党県議や「オール沖縄」が開いた出発式で発言した。 【表】玉城知事、国連訪問の主な日程 玉城知事は18日以降、スイス・ジュネーブで開かれる同理事会の3つの会議に参加する。名護市の辺野古新基地建設について、知事選や県民投票で反対の民意が示されているにもかかからず、顧みられない不条理を訴える。 米軍基地から派生する有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)汚染問題も報告する。 知事の国連での声明発表は2015年に全国の都道府県知事として初めてスピーチした翁長雄志前沖縄県知事以来8年ぶり。