“悩める大砲” 末包昇大 意地の一打 守護神・栗林良吏も復活の38S Aクラス死守へ 週末の広島カープ(9月19日~22日)
そして、迎えた9回、マウンドには守護神・栗林良吏 。悪夢の6失点を喫した9月11日の巨人戦以来の登板でしたが、まずは先頭バッターの打球にすばらしい反応を見せます。 最後は変化球で空振り三振。悪夢を振り払う自己最多の38セーブ目で、チームは連敗を4でストップ。再び3位に浮上しました。(広島 5-4 巨人) ■9月22日(日)中日 vs. 広島(バンテリンドーム) 名古屋に移動し、ナイターで行われた中日戦。デーゲームでDeNAが勝ったため、カープが勝てば3位キープ。負ければ4位転落です。 気合が入るのは、当然の試合で1回、8月23日以来となる1番に入った 野間峻祥 が出塁すると、矢野雅哉 が送って、4番・小園。鮮やかな攻撃で先制に成功します。 先発は自身、3度目の2けた勝利を挙げている 森下暢仁 でしたが、同点とされ、迎えた5回、2アウト・ランナー三塁。カットボールをしぶとくライトまで転がされて勝ち越しを許します。 それでも6回、矢野が、いつも通り粘って…、いや、いつも以上に粘っている! なんと17球のファウルを含むプロ野球新記録の22球を投げさせて、フォアボールを選びます。超ド級の粘りで勝利への執念を見せますが、この試合では実を結ぶことなく、9月、15敗目。カープ、再び、4位に転落です。(中日 2-1 広島)
中国放送