Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

プロ野球セ・リーグBクラスをデータ分析!OPSから見たチームの特徴とは?

配信

Baseball Geeks

昨シーズン、セ・リーグは読売・DeNA・阪神がAクラス、広島・中日・ヤクルトがBクラスで幕を閉じた。これらのチームの差はどこにあったのだろうか。 今回は、昨シーズンBクラスに終わった広島、中日、ヤクルトのポジション別OPSからそれぞれのチームの特徴を見ていく。

得失点からみるセ・リーグBクラスの特徴

まずは、昨シーズンの順位表から各チームの得失点状況について見てみる(表)。 広島は得点と失点が同程度で投打のバランスが取れていた。中日は失点の少なさがリーグトップで、今シーズンの成績は野手陣の得点力にかかっているといえそうだ。ヤクルトは得点こそ多かったものの、失点の多さが足を引っ張った。

広島:丸が抜けた穴をどう埋める?チームの再構築が必要か

それではここから、ポジション別OPSとスタメン割合(そのポジションで最も多く出場した選手の出場割合)から各球団の特徴を探っていく。 広島は、鈴木が守る右翼手のOPSが飛びぬけて高い。さらに、「打てる捕手」會澤が主にマスクをかぶり、捕手のOPSもリーグトップであった(表)。

二人がチームの大きな強みとなっているが、課題もある。二遊間や左翼手は平均と比べ、大きなマイナスを作った。田中・菊池・丸の同年代のセンターラインが力を発揮し3連覇に貢献したが、高齢化に伴った得点力の衰退もあり、丸が抜けた穴をカバーできなかった。 また、チーム内で2番目にOPSが高い一塁手のバティスタも昨シーズン限りでチームを去った。これ以上得点力のマイナスを大きくしないためには今後の編成、育成を重要視するべきだろう。期待される若手野手の台頭が今後のチームの浮沈の鍵となる(表)。

中日:失点は最小!打撃型ポジション以外の若手の台頭に注目

昨シーズン、リーグで最も失点が少なかった中日。しかし、攻撃面ではOPSがリーグ平均以下のポジションが多く、課題が残る(表)。 大きな得点源は一塁手のビシエドと三塁手の高橋。特にビシエドは攻撃型選手の多い一塁手ながら、それでも平均を大きく超えてチームの強みとなっている。

一方、捕手は全球団の全ポジションの中で最もOPSが低い。攻撃型のポジションで強みを作りながらも、得点力が伸びなかった要因の一つだろう。 レギュラーをなかなか定着させられなかった中、ドラフト4位で入団した郡司はオープン戦・練習試合で結果を残している。郡司が「打てる捕手」として定着すれば、大きく勝ち星を伸ばす可能性も出てくる(表)。

【関連記事】