「ココイチ」創業者が故郷の復興に一役 宗次さん能登町訪問
「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者である宗次德二(むねつぐとくじ)さん(75)=名古屋市=が10日、能登町役場に大森凡世町長を訪ね、出身地である町の復興に一役買いたい思いを伝えた。 宗次さんは幼少期を兵庫県などで過ごし、2019年まで生まれ故郷の宇出津を訪ねる機会はなかった。「縁を感じる能登町に立ち直ってほしい。今後も何らかの形で地域に関わっていきたい」と話した。 大森町長は「大変ありがたい。できれば町内にカレー店を出してほしい」と期待した。宗次さんは1千万円、運営する名古屋市のコンサートホール「宗次ホール」の社員からの110万円を町に寄付した。