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【ドラフト回顧・2000年】逆指名18人で抽選なし、ダイエーはこのドラフトの勝者と言われたが…

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今年もまた、ドラフト会議が近付いてきた。1965年秋からスタートし、今年で56回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2019年のドラフト会議まで、1年ごとに振り返っていく。

内海はオリックスを拒否

 2000年に開催されたシドニー五輪の代表メンバーが上位候補として注目された。ただ、逆指名制度が採用され、これにより18選手が決定。抽選、波乱なしのドラフトとなった。  ダイエーは注目右腕の2人である山村路直(九州共立大)を1位で、山田秋親(立命大)を2位で獲得。このドラフトの勝者と言われたが、山村は8年間で2勝、同じく山田も15勝止まりと活躍できず、ともに2008年限りで戦力外となった。  安田学園高時代に高校通算38本塁打で注目された強打の捕手・阿部慎之助(中大)はシドニー五輪に出場。逆指名で巨人入りすると、長く正捕手を務めた。19年に400本塁打を達成し、同年限りで現役引退を表明した。  高校2年時に左腕エースとして夏の甲子園準優勝に導いた山本彰吾(慶大)は、東京六大学リーグでも通算21勝。逆指名で近鉄入りすると、その後はオリックス、横浜・DeNA、ソフトバンクでもプレーした。夏の甲子園で大会タイ記録19奪三振(当時)をマークした坂元弥太郎(浦和学院高)はドラフト4位でヤクルトに入団した。 「北陸のドクターK」と注目された内海哲也(敦賀気比高)は巨人以外に指名されたら入団を拒否することを明かしたが、オリックスが強行指名。仰木彬監督の熱意に心が揺れながらも、結局は入団せず、社会人の東京ガスへ。03年ドラフトで巨人に入団した。 【2000年ドラフト12球団1位】 近鉄 山本省吾(慶大/投手) 阪神 藤田太陽(川崎製鉄千葉/投手) ロッテ 田中良平(加賀高/投手) 広島 横松寿一(戸畑高/投手) オリックス △内海哲也(敦賀気比高/投手) ヤクルト 平本学(立命大/投手) 日本ハム 井場友和(富士重工業/投手) 横浜 内川聖一(大分工高/内野手) 西武 大沼幸二(プリンスホテル/投手) 中日 中里篤史(春日部共栄高/投手) ダイエー 山村路直(九州共立大/投手) 巨人 阿部慎之助(中大/捕手) ※△は入団拒否し、その後の指名でプロ入り  阪神4位の赤星憲広(JR東日本)は1年目から打率.292、39盗塁をマークしてセ・リーグ新人王に。オリックス2位の大久保勝信(松下電器)も7勝14セーブでパ新人王になった。西武5位の中島裕之(現宏之)は正遊撃手として活躍した後に13年に海を渡り、帰国後は15年からオリックス、19年から巨人に所属している。  また、ヤクルトで長く主砲を務めた5位の畠山和洋(専大北上高)など、史上最多タイとなる6選手が東北の高校から指名された。 写真=BBM

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