「残ったら貯金へ…」は絶対NG! 貯まる人がやっている7つの習慣
自動的にお金が「貯まるシステム」を作ろう
お金をしっかり貯めたい、増やしたい、と思っていても実際どうやってお金を貯めればいいのか、よくわかっていない……そんな人も多いのでは?? 実は、お金の消費タイプや収入にかかわらず、貯蓄の方法は同じ! ファイナンシャル・プランナーの深田晶恵さんに、ほとんど手間いらず、がんばらなくても貯まっていく仕組みを教えていただきました。 気になる【リアルなお金】の話はこちら! アドバイス/深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー) (株)生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務を経てFPに転身。個人向けのコンサルティングのほか、各メディアで活躍中。自他ともに認めるお酒好き。
メインとサブ口座で自分のお金の流れを「見える化」しよう
1)【メイン口座】 給与振込口座をメイン口座に。生活費や家賃、光熱費、お小遣いはここから引き出す。 2)【サブ口座】 積立預金とは別に一時的にお金を置いておく場所。メインと同銀行で貯蓄預金口座を作る。 3)【貯金用口座】 メイン口座と同じ銀行で、毎月一定額を積み立てられる自動積立定期預金を申し込む。 4)【振替を活用する】 同一銀行、同一支店の口座間でお金を移す「振替」はATMで操作でき、手数料も無料。 \ここがポイント/ ■給料はメイン口座へ ■ボーナスはすぐにサブ口座へ移す ※口座開設の方法について、またボーナスが出ない人は次ページ参照
銀行口座をうまく活用すれば簡単に貯められます!
「まず、会社に財形の制度がある人は、財形貯蓄がおすすめ。給与からあらかじめ一定額が天引きされます。勤め先に財形がない場合は、給与振込口座と同じ銀行で、自動積立定期預金を申し込みましょう。毎月、メイン口座から預金口座へお金が自動的に移されるので、メイン口座に残ったお金だけで生活します」(深田さん) どちらも、いったん仕組みを作ってしまえば放っておいてもコツコツ積立ができるというのがポイント。自動積立が長期にわたる貯蓄なら、短期的にお金をキープするのがサブ口座。 「ここにはボーナスの中から、旅行代や、セールのときにまとめて洋服を買う資金など、数ヵ月~半年先に使う目的のあるお金を貯めておきます。メイン口座にあると月々のお給料に紛れてなんとなく使ってしまうので、サブ口座に一時的に避難させるようなイメージですね」(深田さん) サブ口座へお金を移すのは自分でその都度やること。同銀行の貯蓄預金口座なら、ATMやネットバンキングで簡単に振替できて、手数料もかかりません。