喫煙×AR技術の体験型コンテンツが誕生 『Apple Vision Pro』を使用した空間映像体験
Ploom Shop3店舗で導入、まるで水中にいるかのような空間での喫煙が可能に
日本たばこ産業株式会社(JT)が運営する東京・Ploom Shop銀座店で11日、銀座店に加え、愛知・名古屋店、大阪・なんば店で13日から導入されるApple初の空間コンピュータ『Apple Vision Pro』を使用した空間映像体験『Ploom Dive』についての記者発表会と体験会が開催された。 【写真】「コンプラ大丈夫なん」と困惑の声…まさかの服装で喫煙する人気芸人の姿 『Ploom Dive』とは、『Apple Vision Pro』によるAR(拡張現実)技術を利用した体験型コンテンツのこと。まるで水中にいるかのような空間での喫煙体験が可能となっている。 記者発表会では、JT 商品企画部 ブランドマネージャー 福本茂孝氏、コンテンツを企画したGraffity株式会社 代表取締役 森本俊亨氏が登壇。『Ploom Dive』の企画背景や趣旨、コンテンツの具体的な内容について説明した。
20歳以上であれば非喫煙者の利用も可能
福本氏は今回の試みを「チャレンジングなもの」として紹介。喫煙体験を「より良いものにするため」の施策であることを明かした。 また、森本氏は具体的な視覚効果にも言及。リアルなクジラの表現や光の揺らぎ、ユーザーの動きに合わせたアニメーションなど、コンテンツの特徴や開発におけるこだわりについて語った。 筆者が実際に体験したところ、準備は1~2分ほどで完了し、体験時間は5分ほど。クジラのほか、浮遊するオブジェクトに“触れる”こともでき、音楽も相まって幻想的な空間となっていた。 『Ploom Dive』は喫煙しながらのAR体験ではあるが、20歳以上であれば非喫煙者の利用も可能とのこと。13日からPloom Shop銀座店、名古屋店、なんば店の3店舗で導入され、期限を設けず、継続したコンテンツ提供が予定されている。
ENCOUNT編集部