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Sexy Zone、らしさが出たステージ 弱さも頑張りも肯定する「ぎゅっと」

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MusicVoice

<今聴きたい名曲たち 『音楽の日』を振り返って:Sexy Zone>  TBS系音楽特番『音楽の日』(TBS系)が18日放送された。新型コロナウイルス禍で、より強く感じる音楽の力。今回は、同番組で披露された、今だからこそ聴きたいジャニーズの名曲をピックアップ。楽曲の魅力とともにこの日のステージパフォーマンスを振り返っていく。今回は、Sexy Zoneの「ぎゅっと」に焦点を当ててステージを深掘りしていく。 ■“Sexy Zoneらしさ”がふんだんに盛り込まれた一曲  2017年発売の「ぎゅっと」は、ポップなメロディーに乗る深い歌詞が心に響く名曲だ。メンバーの菊池風磨が作詞に携わり、5人で振付を考えた“Sexy Zoneらしさ”溢れる楽曲となっている。彼らの柔らかく温かい陽だまりのような雰囲気にぴったりで、踊りやすい振付も特徴。平常時でも心に響くが、今のような状況下ではきっと背中を押してくれるだろう。  たとえばサビの、<いまもずっと泣いて/今日もずっと泣いて/ここまでやって来たんでしょ 大丈夫>というフレーズは、聴く人の「頑張り」を肯定してくるようだ。この日、一緒に披露した新曲「RUN」の歌詞の、<君の過去も今も未来も/何もかも引っ張り出して/困難な問題も難題も挑んで/ここでやめんな やめんなよ>に通じる励まし方だ。悲しいことが起こった時には、その一点だけに集中してしまいがちだが、過去を振り返ってみると自分が乗り越えてきたものに気付く。そんな大切なことを彼らが教えてくれているような気がする。  それだけでは終わらない。Dメロでは、<それでも夜は明けるけれど/君にとってはツラいんだろうな>と歌う。苦しみはいつか終える、と言うことを伝えつつも、その心情をしっかり受け止めてくれる。奥底の「本音」を理解するフレーズ、そして彼らの歌声で、心が温かく包まれる感覚だ。 ■いつも変わらないファンファーストの精神  続いて、『音楽の日』のパフォーマンスに注目したい。ファンの間で毎回期待されている「ぎゅっと」の曲始まりのパフォーマンス。毎回、カメラへ向けてさまざまなアクションを起こしている。いつも通り、菊池風磨がアップで登場。今回は、カメラへ向けて頭をポンポンとする仕草を見せた。続いて登場した中島健人は、目線逸らしからの指差し。マリウス葉は、投げキッスを送る。最後に出てきた佐藤勝利は、ダブルピースを作りグッと顔を近づけるなど、まさにコンサートで行われるファンサービスのような演出。  3月から行われるはずだった『Sexy Zone POP×STEP TOUR 2020』は、8月から振替公演を行うことが発表されているものの、新型コロナウイルス禍でしばらくコンサートが行えていない。そんななかで、ファンが喜ぶことを考え、コンサートのような空間を演出したのだろう。彼らのファンファーストの心が垣間見えたような気がした。  彼らが、<ここまでやって来たんでしょ/大丈夫><いつでもちゃんと見てるから/大丈夫>と歌うと、本当に「大丈夫」だと思える。誰かが歌っている時に、後ろでわちゃわちゃと笑顔を浮かべる姿を見ているだけで、元気をもらえる。彼らのステージからは、そんな「アイドルの力」を強く感じた。【文・かなぴす】

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