杉浦勘介と近藤久春がA1昇級/麻雀・鳳凰戦A2リーグ
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの最終節C卓(5人打ち)が1月13日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、杉浦勘介と近藤久春が来期のA1昇級を決めた。 前節終了時点で、唯一の+200ポイントで昇級を確実にしていた杉浦は、最終節も落ち着いた打ち回しで加点。堂々の1位でA1昇級を決めた。また、近藤久春、内川幸太郎、藤島健二郎がわずか12ポイント以内で激しく競り合った2位争いは、近藤が最終戦までもつれた戦いを辛くも逃げ切った。 1位昇級・杉浦勘介 気負うことなく自然体で試合に臨めたことが、今期の好結果に繋がったと思います。A1リーグでも1局1打を大切に牌に向き合いたいと思います。 2位昇級・近藤久春 昨年最後で崩れてしまったので、今期は大崩れしない精神力をテーマに対局に臨み成就できました。 【試合結果】 1位 ダンプ大橋+33.7 2位 杉浦勘介+17.4 3位 近藤久春▲6.6 4位 内川幸太郎▲17.8 5位 藤島健二郎▲28.7 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。 (C)日本プロ麻雀連盟チャンネル