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BTSを年末に待ち受ける兵役、国会でも話題になった彼らへの兵役特典

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デイリー新潮

最大年齢差は5。短くて1年6ヵ月、長い場合は3年

 世界的スターのBTSが7月15日、2年3ヵ月ぶりに日本で4枚目のアルバムをリリース。これに先立つプロモーションのため、13日からメンバーは日本の番組に韓国から連日リモート出演中だが、祭りの後に待ち構えているのは、韓国の男子なら基本的に避けて通ることはできない兵役義務だ。 【写真】チームの空白を最小限に抑えようという意見で一致している  ***

 韓国の兵役法上、2020年の年末までにはジン(キム・ソクジン、27)の入隊が予定されている。その後には、シュガ(ミン・ユンギ、27歳)、ジェイホープ(チョン・ホソク、26歳)、RM(キム・ナムジュン、25歳)、ジミン(パク・ジミン、24歳)、ヴィ(キム・テヒョン、24歳)、ジョングク(チョン・ジョングク、22歳)の順で、軍服務が待っている。  一番若いチョングクと一番年長のジンの年齢差が5歳にもなり、普通に考えれば入隊による空白期間は長引くものと見られる。メンバーの年齢に合わせて軍服務をした場合、少なくとも4年から最大10年余りの空白が生じることになるわけだ。

 メンバーらはその空白を最小化するため、同じ時期の入隊を希望しているという。1992年生まれで今年12月で28歳になるジンは、現行法上、今年の年末までに入隊しなければならない。2018年5月の兵役法改正以後、特別な理由がない限り、28歳の誕生日を迎えるまでに兵役につかなければいけなくなったからだ。  ジンは今年2月、YouTubeで生中継された4thフルアルバムのグローバル記者懇談会で、入隊に関する質問が出ると「兵役は当然の義務なので国に呼ばれるならいつでも応じる予定」と答えている。  韓国では憲法第39条に「国防の義務」を明記する。兵役法は「男性」の場合、一定年齢以上になると必ず徴兵検査を受け、軍人として一定期間服務するよう強制する徴兵制度を規定している。

 これに対して韓国男性は、短ければ1年6ヵ月、長い場合は3年のあいだ兵役に就かなければならない。この後で触れる特例法が適用されない以上、韓国国籍を持つBTSのメンバーたちも例外ではない。ジンの入隊予測とともに、BTS7人の「完全体」活動をしばらく見ることができなくなりそうなのだ。  実は、韓国政府は2018年12月から国防省、兵務庁、文化体育観光部が参加して作成したタスクフォースを通じ、芸術・体育分野の兵役特例者に大衆歌手を含めるかどうかを検討した。その議論の中では、「ビルボードチャートを席巻したBTSなど韓流スターにも、クラシック音楽の国際大会受賞者と同じ待遇をすべきではないか」という主張があった。  現行の兵役特例法上、韓国ではオリンピック3位、アジア競技大会1位、そして純粋芸術分野(音楽、舞踊、パンソリ=伝統芸能)で国際コンテスト2位以上の入賞者らにのみ、芸術・体育要員として服務する機会を与えている。これはつまり、4週間程度の軍事基礎訓練を修了すれば、自身の得意・特技分野で活動することが兵役と見なされるものだ。

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