新型コロナ 収束へ祈りを込めて滝修行 渋川・赤城 棚下不動の滝 中傷や差別、偏見の撲滅も願う
新型コロナウイルスの収束を祈願する滝修行が28日、群馬県渋川市赤城町の棚下不動の滝で行われた。僧侶の浅川熙信さん(70)=高崎市=ら3人が落差37メートルの滝に打たれながら祈りをささげた。
浅川さんは「コロナの感染拡大によって社会に中傷や差別、偏見が広がった」と話し、これらを撲滅する願いも込めて修行に挑むとした。荒行を終えた中村紀雄さん(80)=前橋市=と佐光慈応さん(37)=藤岡市=は「心が爽やかになった」と口をそろえた。
浅川さんが主宰する仏教団体「七施精舎」が開いた。