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『ルース・エドガー』本編映像公開 ジェフ・バーロウによる不穏な音楽に乗せて

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リアルサウンド

 6月5日公開の映画『ルース・エドガー』より、本編映像の一部が公開された。  2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、全米の賞レースで20を超える賞にノミネートされた本作は、17歳の黒人の高校生ルースの知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ。 【写真】『WAVES/ウェイブス』にも出演する注目のケルヴィン・ハリソン・Jr.  主人公17歳のルース・エドガーは成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな人柄の持ち主。アフリカ系の移民であり、白人の養父母の愛に育まれて、幼少時の戦争経験のトラウマを克服したルースは、若きバラク・オバマの再来とも称される存在。ただし、どこか真意不明のミステリアスな存在という側面もあり、家族、教師、友人は彼の言動に翻弄されていく。  公開された本編映像では、高校の陸上部に所属するルースの部活動に勤しむ姿が。真面目に部活動をするルースの姿から、母親のエイミーの携帯に電話がかかってきて、どこかに向かう別カットが映し出される。シーンだけ観ると、何気ない日常生活を切り取った映像だが、バックに流れる劇伴によって、一変した雰囲気をまとっている。  流れている楽曲「Skyhooker」は、本編の要所要所で使用され、ルースの真意不明さを助長している。本作の劇中音楽を担当したのは、作曲家のベン・サリスベリーとイギリスのバンド、ポーティスヘッドのジェフ・バーロウの2人。第88回アカデミー賞でも話題になった『エクス・マキナ』でも劇伴を担当し、第61回アイヴァー・ノヴェロ賞「最優秀オリジナル・フィルム・スコア」を受賞。2017年にはNetflix作品『ブラック・ミラー』でも楽曲を提供している。  監督のジュリアス・オナーは「不協和音のような本作の音楽によって、作品テーマと同様に、観客に疑問を与えたかった。観客に考えさせるような、観客の頭を刺激するような音楽を心掛けました。こういう感情を持ってほしいというような説明的な音楽は付けたくなかったです」とコメントしている。

リアルサウンド編集部

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