泉大津だんじりまつり ドーンと「かちあい」に大歓声
泉大津だんじりまつり ドーンと「かちあい」に大歓声 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
かちあいに大歓声──。大阪府泉大津市各地などで8日、「だんじりまつり」が開かれ、青空のもと多くの掛け声や歓声が響き渡った。 岸和田だんじり祭「本宮」各町雨の中迫力のやり回し
見物人女性「やっぱ、かちあいは迫力がある」
このまつりは、同市内の大津神社地区(通称・濱八町)や曽根・助松、泉穴師神社などで開かれている。濱八町地区では、パレードなどが行われ大津神社周辺をはじめ、あちこちで見物人が見守る中、だんじりが勇壮に駆け抜けた。 大阪管区気象台によると、同日午後2時に大阪府堺市で最高気温31.7度を観測するなど、強い日差しだったが、見物人らは暑さに負けずだんじりがくるの待つ。だんじり同士がぶつかる同まつりの名物「かちあい」を見るためで、だんじりがぶつかった瞬間、見物人からは盛大な拍手と歓声が沸き起こった。 毎年、このかちあいが楽しみという同市内の40代の女性は「やっぱ、かちあいは迫力がある。ぶつかった瞬間のあの音がたまらない」などと、うれしそうに話していた。 同市内では、9日に宮入りが各地で行われる予定。また、同市をはじめ岸和田や和泉市など泉州各地で、だんじり祭りが行われている。