「ジョージア」ペットボトルコーヒーで競争激化するラテに集中 浜辺美波さんが美容室で髪色を変えるシーンにちなんだ施策も実施
同社は1-7月のコーヒー飲料市場について、数量ベースでは微減、金額ベースでは前年並みと推定。この中でPETコーヒー市場については「500ml帯の中型PETは好調が続いているものの、300ml以下の小型PETは減少している」とみている。 「ジョージア」は、2023年に14年ぶりにブランドロゴを刷新するなど大規模なリニューアルを実施。今年5月から新CMを放映するなど、改めてブランドをアピールしたところ、リニューアル1年目の成長を超えてプラスで推移しているという。 特にブランドを牽引しているのは、PETの「THE」シリーズ。 「PETのブラックコーヒー市場が伸び続けていることに伴って『THE ブラック』も伸長している。SOT缶やボトル缶のブラックコーヒーは減少傾向にある中、“満足できる味なら、お得感のあるPETコーヒーを選ぶ”という消費者に支持されている」と振り返る。 「THE ラテ」は、ユーザーの奥行き(一人当たりの飲用杯数)が拡大。 「『THE ラテ』は、コーヒー好きのためのラテという独自のポジションを築いている。一人のユーザーの方の飲む量というのが非常に増えており、今年はリピート率が2ケタほどは上がり、リピーターがかなり増えている」という。 「THE 微糖」は、リニューアルに伴い商談を強化したことで、取り扱いが増加して大きく成長した。 「『THE 微糖』は定番の棚を取れてきたこともあり、リニューアルを機に採用していただけるお店が増えた」との見方を示す。