TCL「98C955」

TCLジャパンエレクトロニクスは、本日7月20日から98インチMiniLEDテレビ「98C955」の予約受付を開始した。価格はオープンだが、980,000円前後での実売が予想される。 【画像】「Algo Engine Max II」による画像処理イメージ 7月5日に行われた戦略発表会でのアナウンス通り、製品の予約が始まった格好だ。発売時期については依然として明らかにされていない。 予約開始に際して本モデルの仕様詳細も発表され、映像エンジンには「C845」シリーズにも搭載される最高級の画像処理技術をアピールする「Algo Engine Max II」を採用する。 HDRコンテンツ再生時の忠実な描写処理を実現。残像感を低減するBFI機能、映像の動き補正でくっきりと滑らかな画質を提供するMEMC機能を搭載。直下型 Mini LEDライトをエリア毎に制御するローカルディミングの採用により、高いコントラスト表現を可能とする。HDRフォーマットは、Dolby Vision IQ/HDR10＋/HLGをサポート。HDRに対応する広色域WCGを採用しており、より鮮やかな映像表現を実現させた。 スピーカーユニットにはONKYOのサブウーファー、イネーブルドスピーカーなどを搭載。実用最大出力は計60Wとなる。立体音響フォーマットはDolby Atmos/DTS-HD/DTS Virtual: Xに対応する。 高速なCPUとGPU、大容量のメモリを搭載し、ゲームプレイ時に高品質なグラフィックスを提供するために設計された「ゲームマスター」機能を備え、テレビの画像処理機能を強化することでゲームプレイ中の遅延を減らし、より滑らかな映像を提供する。ゲームモード使用時には、4K VRR 144Hz表示と0.8msの応答速度を実現。FreeSync Premium Proもサポートしている。 Google TVの搭載で、スマートテレビとして、YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、Disney+、Apple TV+、U-NEXTなどのネット動画サービスを楽しめる。Air Play2やChromecastにも対応、付属のリモコンでグーグル音声検索も行うことができる。 HDMIは4系統を備え、Ver2.1/Ver2.0a×2、Ver2.0a/Ver1.4a×2の構成。USB端子は3系統（USB2.0対応）。ビデオ入力、LAN、ヘッドホン出力、光デジタル音声出力を備える。消費電力は560Wとなる。 外形寸法は2,178W×1,287H×418Dmm、質量は67.5kg（ともにスタンド有り）。