ベトナム航空、日本11路線運休 3月末まで、貨物便は継続
ベトナム航空(HVN/VN)は11路線ある日本路線について、2月27日から3月27日まで旅客便の運休を継続する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、両国間の往来が困難と判断した。貨物便としての運航は継続する。 同社の日本11路線は、ハノイから成田と羽田、関西、中部、福岡の5空港に、ホーチミンからは成田と関西、中部、福岡の4空港に、ダナンからは成田と関西に乗り入れている。2020年3月23日から運休が続いているものの、ハノイとホーチミン発の成田行き片道を9月18日に再開している。 旅客便は運休するものの、既存の定期便は貨物便として運航を継続する。同社によると、ハノイとホーチミンからの成田行きは需要動向に応じ、旅客便として不定期運航する可能性があるという。 現在は帰国支援便を除き、ベトナムへの旅客便乗り入れが制限されている。
Yusuke KOHASE