子どもが「どうしても県外の大学に行って一人暮らしをしたい」と言いますが、わが家にそこまでの余裕がありません。子どもにアルバイトがんばってもらえばなんとかなりますかね?
家計負担を減らすための支援制度や奨学金を活用する方法
経済的負担を軽減するために、以下の方法を検討してみましょう。 ●奨学金 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、無利子または低利子で借りられるため、多くの家庭で利用されています。また、返還不要の給付型奨学金も増えてきています。 ●支援金・補助金 地方自治体や大学独自の支援金制度も活用できます。特に地方から都市部の大学へ進学する場合、住居費を補助する制度があることもあります。 ●教育ローン 日本政策金融公庫の教育ローンなど、公的な低金利ローンを活用することも可能です。 ●親子協力の家計計画 親が学費を負担し、子どもがアルバイトで生活費を補うなど、負担を分担する方法も考えられます。
まとめ
県外の大学進学には多くの費用がかかるため、家計だけにその負担をすべて負わせるのは現実的ではない場合もあります。しかし、奨学金や補助金制度、さらには子どものアルバイト収入を上手に組み合わせることで、夢の実現に一歩近づくことができます。 進学費用をどう負担するかは、家族で話し合いながら決めることが大切です。また、子どもにとっても進学のための努力は自立心を育む良い機会となるでしょう。お子さんの夢を応援しながら、家族で協力して進学を実現させる方法を見つけてみてください。 出典 文部科学省 私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果 全国大学生活共同組合連合会 第59回学生生活実態調査 概要報告 独立行政法人日本学生支援機構 奨学金 日本政策金融公庫 教育一般貸付(国の教育ローン) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部