元中国代表監督・李鉄氏に懲役20年 「髪の毛はまだ切っていない」と弁護士
中国湖北省咸寧の中級人民法院は13日、サッカーの元中国代表監督で贈収賄罪などに問われていた李鉄被告に懲役20年の判決を言い渡した。 裁判は午前8時30分に始まり、裁判全体は約30分続いた。中国メディア「紅星新聞」によると、中国中央電視台のレポーターは「弁護士は、後で李鉄に再び会って話し合うと言いました。同時に、今日の李鉄の気分は安定しており、彼の表情は非常に明確で、ファンが心配している李鉄の髪の問題に関して、弁護士は『まだ髪を切っていない』と言いました」と報道。監督時代から長髪をキープし、フーフーと前髪に息を吹きかける姿がトレードマークとして知られていた李被告の現状を詳報した。 李被告の罪が明らかになって以降、地元ファンの間で「投獄のために髪の毛が切られているのではないか」と話題となっており、その疑問に答えた形だ。 李被告は2020~21年に同国代表監督を務めたが、代表監督になるために中国サッカー協会の幹部に約300万元(約6300万円)もの賄賂を渡したことが明らかに。また約5089万元(約10億5000万円)以上の賄賂を受け取ったり、クラブチーム監督時代に八百長工作までしていたことが明らかになっていた。
東スポWEB