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第45回「木村伊兵衛写真賞」は片山真理、横田大輔に決定。独自の視点を写真で表現

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美術手帖

 第45回「木村伊兵衛写真賞」の受賞者が片山真理と横田大輔に決定した。  写真家の故木村伊兵衛の業績を記念し、1975年に創設した本賞。今年2年ぶりのダブル受賞となった。選考委員は石内都、鈴木理策、ホンマタカシ、平野啓一郎が務めた。  片山の受賞作品は、写真集『GIFT』(ユナイテッドヴァガボンズ)及び展示「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ 国際美術展 企画展『May You Live in Interesting Times』」。写真のほかにも立体作品の制作、音楽活動など多様な創作活動を行なっている片山は、制作した立体作品や「マネキン」としての自身の体と義足を撮影した。2017年に娘を出産し、時間の流れを感じながら自分の体と向き合うことに変化を感じているという。  フィルムや乳剤、用紙など写真を物理的に構成する要素に注目した横田は、写真集『Sediment』(私家版)及び展示「The Second Stage at GG #50 横田大輔展『Room. Pt.1』」(ガーディアン・ガーデン)で受賞。写真集では、フィルムを熱湯で現像し剥がれた乳剤を集めてスキャンするという手法で、端切れを寄せ集めたような抽象的な画面を作り出した。写真も人間と同じように「体」を持って初めて機能すると考え、さらなる展開として豊かな色彩を映し出す「脳」としてのフィルムについて思考を深め、作品を活かしていくという。  なお受賞作品展は、2020年4月21日~5月2日に東京・ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1、5月14日~5月20日に大阪・ニコンプラザ大阪 THE GALLERYで開催予定。

 

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