大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文4完)ゴールドステッカーは7月11日で終わるものではない
積極的にこの新たな策に取り組みたい
吉村:これ、全国でほかでやっているところあるんですかね、ここまで、転院サポートっていうのを。分かりますかね。 司会:健康医療部、分かります? 分からない。 吉村:たぶん、いろんなところで話聞きながらも対策を取っているので、そこまでかなり詳細にシステムをつくって、転院サポートをやっているところってあまりないと思います。ただ、課題としてはおそらく皆さん持たれてて、大阪は第4波で非常に大きな波が起きましたから、いかにこの病床を確保するかというところ、入院をしていただけるかということに非常に強い問題意識を持っていますので、ある意味積極的に、この新たな策に取り組んでいきたいと思います。 司会:それではABCさん。
まん延措置解除後もゴールドステッカー店を優遇するのか?
朝日放送テレビ:ABCの木原です。お願いします。ゴールドステッカーについて伺います。7月11日以降、まん延防止措置が終わったとしても、その後もゴールドステッカーのあるお店について、優遇していくというお考えがあるのであれば今の時点でお伺いできないかと。例えば時短要請で差をつけるであるとか、ロードマップの中でゴールドステッカーを条件にするとか、今の時点でお考えがあるのであればぜひお聞かせください。そうであれば43項目、大変であっても今のうちに取っておいたほうがいいというふうになると思うんで、ぜひお聞かせいただければと思います。 吉村:このゴールドステッカーについては7月11日で終わるというものでは当然なくて、その先も見据えて、これからある意味かなり長期にわたってこのゴールドステッカー制度というのは活用していきたいと思います。基本的な考え方として感染対策を徹底的に取っていただける店、そこをやはりわれわれとしても府民の皆さんに推奨したいですし、それからやっぱり支援をしていきたいというふうに思っています。 なので、7月11日以降について具体的にどういうことをするかというのは、まだ当然決めてないし、感染状況はどうなるか分かりませんので、判断できないですけれども、今後さまざまな時短の時間をどうするかという問題であったり、人数をどうするかという問題であったり、さまざまな検討課題は感染が抑えられれば俎上に上がってくると思います。 もっと言うと、感染がもっと抑えられるようになれば、いろんな飲食の支援策ということだって、これはあり得るわけで、そういったときにやはり感染対策を取っていただいている店を支援するのがあるべき姿だと思っていますし、いろんな緩和策を取るのも感染対策を取っているから緩和するということが重要だと思っています。 今までは感染対策を取っている店と取っていない店が完全に一緒くたになっていましたので、そういった意味ではこういう明確に分けて、このゴールドステッカーを取ってでも、非常に、43項目という大変な項目をやっていただいてでも感染対策をやるというふうなお店に対する優遇策、優遇策というか、さまざまな支援策とかいろんな制約についても優先的に判断をしていきたいと思います。