大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文4完)ゴールドステッカーは7月11日で終わるものではない
大阪府の吉村洋文知事は23日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「五輪をお祭り騒ぎにしない。テレビで静かに応援して」大阪府・吉村知事(2021年6月23日)」に対応しております。 【動画】「五輪をお祭り騒ぎにしない。テレビで静かに応援して」大阪府・吉村知事(2021年6月23日) ◇ ◇
数字プラス専門家の意見
吉村:例えばこの1週間で見ると、6月20日で1.08という日もありました。だけどもその翌日は0.95になったりもしています。で、0.99。あした1.01とかになるかも、1点なんぼとか、1以上の日が出るかも分かりませんが、そういった形で1以上になるときは結構ありますし、あくまでも移動平均の前日比なので、これから増加傾向になればやっぱり1以上になりやすくなる日が続いてくると思います。そこが異常値といえるようなものなのかどうかというのはしっかり判断をしたいと思っています。 やはりお酒の提供のゴールドステッカー、感染対策を徹底しているお店でお酒の提供の自粛、今、求めてないということをやりながら、いや、ただ感染が増えてきたので自粛をお願いしますという判断は大きな方向転換であり、大きな方針決定にもなると思いますので、まん延防止期間中であったとしても、お店にとっては。なので、そこについては、兆候の探知ということについては数字プラス専門家の意見と、その数字の、値の大きさ、そういったことも踏まえながら判断をしたいと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:では次、お願いいたします。挙手願います。そうしたらこちら。
ロードマップ検討のめどは
関西テレビ放送:関西テレビの鈴村です。先ほど、ロードマップのお話もありましたが、知事は6月末までにもうある程度検討したいということもありましたが、現状と、その具体的なめどがもし分かっていれば教えてください。 吉村:これは今月中です。今月中に、事務局としての案、素案は出した上で、いろんな皆さんの意見を聞くタームに入っていきたいと思っています。 関西テレビ放送:ありがとうございます。あと、大阪府内で病院のクラスターがあって、10人を超える方が死亡した事案が一部報じられたんですけれども、そこの病床がちょっと逼迫していた5月のゴールデンウィーク明けぐらいから、1週間ぐらい、転院っていうのが進まなかったということなんですが、それについての受け止めを教えてください。 吉村:転院についてはなかなか進みにくい状況にどうしてもなってしまいます。転院の受け入れ病院があって、受け入れ病床があるわけですけれども、そこで具体的にマッチングをしていく必要もあります。送り出しの病院と、そして受け入れる病院、ここがうまくマッチングしないと、途中で転院というのはなかなか難しい。病床は確保いたしました。なので、このマッチングをしっかりとシステムを組んで、そして大阪府もマッチングのチーム、サポートチームをつくって、人も入って、今後しっかりそこはやっていきたいと思います。これは新たな取り組みになります。 ほかのエリアでもやっているところはほとんどないと思いますけれども、新たな取り組みにはなろうかと思いますが、新たな仕組みをつくって、6月21日からまずマンパワーで動きだして、7月上旬にはシステムを動かします。このシステムにおいて、まず一目瞭然に受け入れ病院、200病院あって1400床ぐらいあるわけですけれども、どんな患者さんだったら受け入れるのか。どんな年代、どんな病状だったら受けれるのか。かなり詳細なものを登録してもらって、病院ごとに非常にマッチングしやすい仕組みをつくります。 送り出すほうも、こうであれば送り出せるなっていうのが、すぐ分かるような仕組みにしますので、そのシステムを、この間準備してきて今回つくりました。7月上旬から、これは開始をいたします。また、そこに人でも当然入れますから、人も入って、サポートチームも入って、具体的に転院困難な事案については、受け入れ病院と送り出し病院の間にも入って積極的に転院を進めていきたいと思います。