【JA全農広報部さん喜びのツイート】憧れの玉ねぎ先輩との対決に勝利! 絶品「スライス玉ねぎとさば缶」レシピ
健康のためにも、野菜は毎日たっぷり食べたいですよね。でも「いつも同じ食べ方ばかりで飽きる…」「つい野菜不足になってしまう」と悩む方も多いのではないでしょうか⁉ 【詳細画像はコチラ!】『切るときに私を泣かせるという点だけが苦手でした。しかし、冷やしてから切るとその攻撃は弱まることを知りました』のツイートがバズった「玉ねぎの切り方」 そんな中、話題を集めているのが「農作物を美味しく食べること」に精通するJA全農広報部さんの公式Twitter(@zennoh_food)。新玉ねぎをドーンと炊飯器に入れて炊き込みご飯にしたり、ブロッコリーをピクルスにしたり…。すぐにマネをしたくなるような料理がたくさん登場し、「わかりやすい!」「やってみたい!」の声続出の大人気SNSなんです! 今回はJA全農広報部の案内のもと、普段よく使う野菜を美味しく手軽に食べられるちょいテクをはじめ、選び方や切り方、プロの料理家さんに取材したとっておきのレシピなど…目からウロコな野菜の知識をたっぷり教えてもらいました! ■<料理家さんのとっておきレシピ> ラー油の辛みと玉ねぎの刺激でうま! スライス玉ねぎとさば缶のラー油醤油 ヘルシーで時短にもなる。ダイエットにもぴったり。 [1人分]玉ねぎ1/2個は縦薄切りにしてサッと水を通し、しっかり水気を切って器に盛る。汁を切ったさば水煮缶1/2缶をのせ、醤油、ラー油各少々をかけて混ぜて食べる。(レシピ/岩﨑啓子先生) 玉ねぎの栄養成分は水溶性。できれば水にさらさずに食べたいので、ざるに広げてにおいと辛みを飛ばすといい。 ■玉ねぎとの涙の対決は冷やして切れば勝利する! 炒める、煮込む、生でも食べる、最も身近な野菜の一つ。生玉ねぎ特有のにおいと辛みは、硫化アリルという刺激成分。血流をよくする作用などがあるとされています。 加熱すると甘くなり、カレーやハンバーグをおいしくするのは、辛味成分が揮発すると同時に、細胞から糖が引き出されるためです。細かく切ってじっくり炒めるのがコツですが、玉ねぎのカットは常に涙との戦いですね。 ■<広報部さんのつぶやき> 玉ねぎは冷やして切る! 『玉ねぎは煮ても焼いてもおいしくて、完璧な憧れの先輩って感じなのですが、切るときに私を泣かせるという点だけが苦手でした。しかし、冷やしてから切るとその攻撃は弱まることを知りました。全然涙が出ませんでした』と広報部さん喜びのツイート。これは真似してみる価値アリです。玉ねぎの細胞を押しつぶすと揮発性の刺激物が拡散するので、よく切れる包丁で繊維に沿って切るのもコツ! ラップで包んで冷蔵庫へ。 不思議と涙が出ない! ■<広報部さんのつぶやき> ゴロンと写真映えさせて!新玉ねぎのまるごとご飯 『新玉ねぎを見かけるとついつい作ってしまうのが玉ねぎご飯。ド迫力なので、炊きあがりをみんなに見せたいですよね。切り込みを入れた玉ねぎを米にのせて、いつもよりやや少なめに水加減してスイッチオン。新玉ねぎがやわらかくて甘くて、繰り返し作っています』 米を洗って30分ほど浸水し、縦に切り込みを入れた新玉ねぎをゴロンと真ん中に。 ベーコンやソーセージを食べやすく切って周りに散らすとうまみ倍増なのだそう。お好みでこしょうを振りかけて。 ■玉ねぎについて [玉ねぎ] ヒガンバナ科ネギ属│1個約200g│エネルギー33kcal/100g ■旬の時期 一般的な茶色い皮の玉ねぎは、収穫後乾燥させて貯蔵するので、一年中おいしいものが手に入る。北海道から九州まで各地で栽培しているので、収穫時期も長いのが特徴。採れたての玉ねぎをすぐに流通させる新玉ねぎは春先から初夏が旬。 ■こう選ぶ ・皮が乾燥していてつやがあり、丸くて重く、固いものが良質。 ・先端が枯れていることもポイント。やわらかいものは保存しすぎて芽が出始めていることが多い。根がしっかりと乾燥しているのも目安に。 ■保存方法 湿気に弱いので、かごや網に入れて日の当たらない風通しのいい場所に保存。切ったら皮をむき、ラップをかけて冷蔵室へ。 ■切り方で変わる味わいと食感 切り方で食味が変わる玉ねぎ。特に生で食べるときは用途に合わせて切り方を変えたい。 ■みじん切り 細胞が壊れて最も味も香りも強い。 ■横薄切り 繊維を断ち切ることで、においや刺激が強くなるが、うまみも強くなる。 ■縦薄切り 繊維が断たれず、シャキシャキとした食感が生きる。 【レシピのルール】 ※本記事のレシピでは重量は正味です。 ※洗う、皮をむく、わたや芯を取るなどの基本の手順は省略しています。 ※1カップは200ml、大さじ1は15ml、小さじ1は5ml、1合は180mlです。調味料の分量を掲載していないレシピは、味を見て調味してください。 ※だしは昆布と削り節の和風だしですが、顆粒だしの素や好みのだしでも大丈夫です。 ※中華スープの素、コンソメスープの素などは製品の塩分を考慮して味付けを控えると野菜のうまみが楽しめます。 ※火加減は特に記載のない場合は中火です。 ※電子レンジは500Wまたは、600Wを使用しています。500Wを使用しているレシピを600Wの機種で調理する場合は、加熱時間を0.8倍を目安に、600Wを使用しているレシピを500Wの機種で調理する場合は、1.2倍を目安に調整してください。野菜の水分量や大きさによっても変化するので、慣れるまでは指定の時間で取り出し、加熱が足りなければ30秒くらいずつ追加すると失敗がありません。 ※野菜の重量は平均的なものの目安です。 ※野菜のエネルギーは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参考にしています。 ※本記事は JA全農広報部監修の書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』から一部抜粋・編集しました 監修=JA全農広報部