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“まさかの妊娠” 家族にも相談できず事件も 専門家「助けてもらった経験がない子が多い」悩む女性に知ってほしいこと

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中京テレビNEWS

 相談の半分は10代の女性です。“まさかの妊娠”で誰にも相談できず悩む女性の助けになりたい。その活動とは。  三重県桑名市にあるNPO法人「みっくみえ」。  この団体には、若い女性から「生理が2週間遅れている。妊娠が少し心配」「生理が来ないです」など、日々深刻な悩みや相談が寄せられます。

 「みっくみえ」の代表を務める松岡典子さん。 「(妊娠を)放置しない、なかったことということで放っておかないということを伝えたい」(みっくみえ 松岡典子 代表)  「みっくみえ」では、県から委託を受け、妊娠についての相談も受けています。  電話やLINEを通して寄せられる相談。半分が10代の女性からだといいます。

 彼女たちが頼ってくるわけ、それは。 「妊娠を絶対に親にはばれたくないと言いますので、背景として過去に本当に困ったときに親に相談して助けてもらった経験がないという子が多い。また、親子関係が悪い場合ばかりではなく、関係が良好な場合でも”親に心配をかけたくない””親を悲しませたくない”などの理由から、相談できないこともある」(みっくみえ 松岡 代表)  1番身近にいるはずの親に相談できないケースが多いというんです。

 そんな中、妊娠をめぐってある事件が。  6月2日、愛知県西尾市の公園の多目的トイレの中で、男の赤ちゃんを出産し、その後、死亡した赤ちゃんの遺体をビニール袋に入れて、公園の植え込みに遺棄したとして、西尾市に住む専門学生(20)が逮捕・起訴されました。  捜査関係者によりますと、一緒に住んでいる母親にも妊娠をしていることを隠し、通院履歴も確認できていないといいます。  周りに相談できず、1人で悩みを抱えていたとみられる専門学生。

 今回の事件に心を痛めた松岡さん。このように訴えます。 「私たちはその方が妊娠したことを非難するのではなくて、一緒にその気持ちも受け止めながら一緒にどうしたらいいかを考えたいと思ってるので、とりあえず電話をかける、もしくはLINEで相談してもらいたい」(みっくみえ 松岡 代表)  一部の女性が抱え込む、誰にも相談できない妊娠の悩み。相談することによって救われる命があります。

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