ビタミンDの効果効能って?積極的にとるべき7つの理由を専門医師が解説!
「4000IUは、サプリメント以外からのビタミンD摂取を考慮しても、過剰摂取による健康被害がないとされる量です。厚生労働省による成人のビタミンDの耐容上限量も、1日あたり4000IU(100μg)となっています」 また、「摂取するタイミングは朝がおすすめです」と斎藤先生。 「ウイルスや花粉にさらされるのは主に日中です。朝にビタミンDを補給しておくと、そういったものから守ってくれる可能性が高いといえます」
ビタミンAも同時に補うのがおすすめ
さらに斎藤先生は、ビタミンAも同時に摂取することを推奨する。高単位のビタミンDを摂取すると、ビタミンDが細胞の核にはたらきかける時に、ビタミンAのはたらきに影響し、ビタミンAの働きを抑えてしまうことが明らかになっているためだ。 つまり、サプリメントでビタミンDを摂取すると、相対的にビタミンA不足の状態に陥る可能性があるということ。ビタミンA不足は、免疫力低下、乾燥肌、視力障害、ドライアイやささくれ、白ニキビなどなどさまざまな症状を引き起こすことが知られている。
まとめ
ビタミンDは、骨の健康だけでなく、美容や全身のコンディションを保つなどさまざまな効能がある。ただし、食事や日常生活だけでは不足しがちなため、サプリメントなどを活用し、積極的に補給したい。