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梅雨はクルマの内外装にダメージ! 新車でも重要な対策とは

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手に触れる部分を定期的にクリーニングするのが重要

 梅雨は場所によるが、7月後半まで続くことがある。そうなると、湿気や水分によるダメージが気になってくる。もちろん最近のクルマは使われている鉄板や塗装もよくなり、昔のように梅雨対策をしっかりとやってやる必要がないのは事実。普通に乗れてしまえるとはいえ、逆に油断をしていると取り返しのつかないことにもなりかねないので、季節が大きく変わる転換期と捉えて、しっかりとした対策を行なってやろう。 【写真】誰でもやりがちな「車内のダニを増やす」行為!  まずはボディまわりだが、すでに触れたように、なにもしなかったからといって錆びたりすることはなし。基本的なものだけでOKで、ワックスやコーティングをかけて塗装を守りつつ、ワイパーやウォッシャー液などの点検・交換・補充を行なえばいいだろう。あと、ガラスでは油膜が気になるようなら、晴れた日や小雨の日(洗い流すので雨が降っていると逆にラク)に専用のコンパウンドで磨き落としてやろう。  問題は車内だ。これは経年車だけでなく、最近の新型でもいろいろと問題は起こる可能性があるので、注意してほしい。まず雑菌の繁殖を抑えてやる。新型コロナで意識は高まっているが、クルマでよく見かける抗菌が重要なキーワードで、イメージとしては菌がいないと思いがちだが、用語的には今いる以上は増えないというのが正しい。つまり菌がいなくなるわけではなくて、いるにはいるということになる。  そのため、アルコールシートなどを使って定期的に手で触れる部分をクリーニングしてやることは基本となる。ちなみに手アカも菌が好むといわれている。アルコール以外にも、新型コロナ騒動で話題になった次亜塩酸素水も使えるが、金属を腐食するので、もし使う場合は水拭きなどで仕上げたほうがいいというのは頭に入れておいてほしい。安全かつ、効果が認められているという点では、中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを使うのもいい。

シートの下やエアコンなど普段目にしない部分の清掃もポイントに

 そしてゴミやお菓子のクズなども雑菌やカビ菌、ダニが好むので、掃除機掛けも重要となってくる。シートやフロアといった目で見える部分だけをやりがちだが、実際はシートの下やコンソールとのすきま。足もとの奥など、ふだん意識がいかないところもしっかりとかけてやろう。とくにシートの下は腰を落として視線も下げて作業するのがコツで、驚愕の状態になっていることが多いので、必ず見て、掃除機をかけておきたい。  そして最重要ポイントがエアコンだ。エアコンは気持ちのいい風を送り出してくれるので、中身もクリーンなイメージがあるが、じつは逆。エアコンフィルターが最近のクルマには付いているとはいえ、汚れは入り込んでくるし、内部には車内を除湿した水分が溜まるので、雑菌も溜まりやすい。家庭のエアコンで洗浄サービスが流行っていて、実際に利用すると黒い汁が大量に出てきたりするが、クルマのエアコンも状況としては同じ。しかも内部に溜まるだけならいいが、それがまた風に乗って車内に広がる。ちなみに新型コロナもエアコン内部に入り込み拡散する可能性が指摘されている。  対策としては、フィルターを抗菌作用のあるものにしたり、内部を洗浄するケミカルを使用するのもいいだろう。ディーラーでも、専用の液剤を使った内部クリーニングサービスを行なっていて、洗浄だけでなく、抗菌処理もしてくれるので、気になる方は利用してみるといいだろう。  また、クルマを使い終わるちょっと前に送風にすると内部を乾かすことができて、湿気を除去することができる。これは家庭用のエアコンでも使えるワザなので、ぜひ覚えておいてほしい。あとは各吹き出し口は定期的に拭いておきたい(こちらも真っ黒なことが多い)。  新型コロナ禍でも実感したが、とにかく菌はどこでも、簡単に増えてしまうだけに、できるだけの対策を行ないたい。

近藤暁史

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