「保護して1ヶ月、優秀な家猫になりました」猛暑で痩せて傷だらけだった野良猫「顔つきが変わってる」
腎臓の数値も改善、食欲モリモリ…大音量のゴロゴロでご飯の催促!
――腎臓の数値も改善して、今は? 「食欲モリモリでとても元気です。ご飯大好きで好き嫌いなく食べて、あとはお気に入りのペットヒーターの上でまったり過ごしています」 ――“優秀な”家猫さんになったとか。 「そうです。ケージを嫌がることなく、夜鳴きも一切ありませんでした。トイレの失敗もなく、ご飯の催促をして大音量のゴロゴロです!」 ――ショボボくん、今は大音量のゴロゴロ猫さんですが、お外の生活は大変だったのでしょうね。 「はい。サクラ猫にした子には毎日ご飯あげに通っていますがやはりどんどん減って行きます。昨日まで元気でご飯を食べに来ていた子が突然いなくなり、あちこち探しても見つからず、とても悲しい思いを何度もしました。きっとロードキルだと思いますが、亡くなった遺体を見ていないので諦めきれずいまだにひょっこり現れるような気がします」 ――これまで、ショボボくんのように痩せてきて体がボロボロになる子も多かったことでしょう。 「捨て猫と思われる子も保護しましたが、肝臓がボロボロで猫エイズ。とても頭の良い人馴れした子で点滴中もゴロゴロ言ってくれる良い子でした。保護してたった4カ月で亡くなったのですが、あんなに良い子がどうして捨てられてボロボロにならないといけないのか憤りを感じます。捨てる方は、猫だし捨てても何とか生きて行けると思っているようですが…お外の世界はとても過酷で家猫だった子は生きていけず、悲惨な最後を遂げることを知ってほしいです」 patapataokanさんが本格的に保護活動を始めたのは6年前とのこと。近所に20匹近くの猫たちがいてふん尿も酷く、どうにかしないといけないと思い立ち、保護ボランティアの「にしきんち」さんに連絡してTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻すこと)をしたのがきっかけだとか。それから、近所でのTNR活動をはじめ、「にしきんち」さんの子猫の預かりやミルクボランティア、譲渡会のお手伝いをしているそうです。 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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