アラフォー腰痛女子が6ヵ月で10キロ痩せた秘訣とは
美ボディメイクにハマった末の夢
マシン・ピラティスにポールダンス、さらには筋トレで鍛えることで、ドラマチックに変化したボディ。いつしかカン・ソンイはその成果を多くの人々に見てもらいたいと思うようになり、ボディビル・コンテストやフィットネス大会への出場を目指すようになった。 そうして出場したのが、2024年6月に韓国・全州(チョンジュ)で行われた「NPCA(National Physique Committee of America)アジアチャンビオンシップ」だった。 「トレーニングの成果もさることながら、40歳になった節目として新しいことにチャレンジしてみたかったんです。決して簡単ではない挑戦でしたが、それでも忍苦の時間を乗り越えてステージに立った自分が本当に誇らしいと感じました」 そのときの達成感と快感をふたたび実感したくて、現在は「マッスル・マニア」への出場を夢見るカン・ソンイ。 「マッスル・マニア」とは、ボディビル&フィットネスで鍛えた肉体美を競う大会として1991年からアメリカで始まり、イギリス、ブラジルはもちろん、かつては日本でも地区大会が行われたイベント。最近は韓国でも頻繁に行われており、この大会で優勝や入賞した“マッスル美女”たちが、モデルやフィットネス・タレントとして有名になるケースも多い。 その「マッスル・マニア」出場のためにもそれまで勤めていた会社をやめて、トレーニングの時間を確保できる新たな職場に転職もしたという。 「時間的な余裕があるわけではありませんが、それでも地道にトレーニングを積んで『マッスル・マニア』のステージに立ち、いつかフィットネス雑誌『MAX Q』の表紙やグラビアを飾りたいという夢があります。目標があるから頑張れます!!」 きっかけは腰痛克服だったのに、今ではフィットネス界最高の晴れ舞台に立つことが目標に。美ボディ・メイクは、アラフォー女子に新たな夢を与えてくれたようだ。
TEXT=ピッチコミュニケーションズ