【速報】2025年新型「Ninja1100SX」見参、排気量+56ccで1099ccに! ブレンボ+オーリンズのSEも追加した
新登場のSEグレードは上質な脚で戦闘力を強化
追加されたSEグレードは、豪華な足まわりが自慢。ヴェルシス1100やH2SXのSEグレードは電子制御サスを備えるのに対し、Ninja1100SX SEはZ900RS SEと同様に上級ブレーキとサスで武装しているのが特徴だ。 フロントにブレンボ製のM4.32キャリパー、マスターシリンダー、ディスクローターを採用。さらにスチールメッシュブレーキホースを標準で備える。さらにリモート式のプリロード調整機構を備えたオーリンズS46リヤショックを装備。STDは伸側減衰力とイニシャルの調整が可能だが、SEではフル調整式となり、もちろん作動性にも定評がある。 加えてグリップヒーターも標準装備。車重はSTDの518.2ポンド(233kg)から約1kg増となる。 STD、SEともリヤディスクは250→260mmに大径化。ブリヂストンのS23が標準タイヤとなる。さらに全グレードともハンドルマウントのUSB-Cソケットを新採用。カワサキ独自の Rideologyアプリの最新バージョンに接続可能となり、音声入力にも対応する。
STDとSEの価格差は25万円程度? 日本仕様はどうなる?
STDは、倒立フォークやラジアルマウントモノブロックキャリパー、ラジアルマスターなどSSさながらの足まわりを従来型から踏襲。6軸IMU(慣性センサー)やライディングモード、トラコン、クイックシフター、クルーズコントロールといった豊富な電脳デバイスも新型でも健在だ。 SEはこれに繊細なタッチとストッピングパワーを有するブレンボのブレーキシステム、作動性に優れたオーリンズリヤショックで走りを強化。さらにスポーティな走りが可能となる。 北米仕様の価格はSTD1万3699ドル(約196万6000円)、SE1万5399ドル(221万1000円)で、価格差は25万円程度。国内のZ900RSとSEの価格差は22万円なので妥当かもしれない。ちなみに日本仕様の現行Ninja1000SXは159万5000円~だ。新型の日本仕様に関しては未発表だが、導入は確実と見られる。正式発表が気になるところだ。
2025年型 Ninja1100SX/SE(北米仕様)主要諸元
・全長×全幅×全高:2100×805×1191 ・ホイールベース:1440mm ・シート高:820mm ・車重:233/234kg ・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 1099cc ・最高出力:136PS/9000rpm ・最大トルク:11.48kg-m/7600rpm ・燃料タンク容量:19L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17、R=190/50ZR17
沼尾宏明
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