【速報】2025年新型「Ninja1100SX」見参、排気量+56ccで1099ccに! ブレンボ+オーリンズのSEも追加した
カワサキがアメリカでNinja1000SXの新型を発表した。当Webikeプラスが報じたように排気量が1099ccとなり、車名は「Ninja1100SX」に。初の追加グレードとなる「SE」の登場も大きなトピックで、フロントはブレンボ製ブレーキシステム、リヤはオーリンズ製ショックで足元を固めている。 【画像】2025年新型「Ninja1100SX」をギャラリーで見る(16枚) 文/Webikeプラス 沼尾宏明
欧米で同時発表、Ninja1000SXが1100に進化した
カワサキUSが公式サイトやSNSで告知していたとおり、日本時間10月1日22時にニューモデルが発表され、新型「Ninja1100SX SE」の詳細が明らかに。同時間に欧州でも発表が行われた。 新型は排気量を増大したほか、ブレンボやオーリンズリヤショックを備えた「SE」グレードを新設定している。 Ninja1000SXは、2011年の初代以来、スーパースポーツ(SS)の走りをアップライトなライポジで味わえる「ラクッ速」の代表格として君臨。現行型は2020年にフルチェンジを受けた4世代目に進化しており、新型の1100は5世代目にあたる。
ストロークアップでトルクを増強、ギヤ比やシフターも見直した
まず直列4気筒エンジンは、従来型の1043ccから1099ccにアップ。従来のボア77×ストローク56 mmに対して、ストロークを3mm増大した。 結果、北米仕様の最高出力は134HP(136PS)/9000rpm、最大トルクは11.48kg-m/7600rpmに(欧州仕様はスペック未発表)。現行の日本仕様と比べてみると、141PS/10000rpm、11.3kg-m/ 8000rpmなので最高出力がダウンしているが、これは測定規格の違いによるもの。恐らく日本や欧州仕様ではアップしているハズだ。 トルクの増大に加え、5~6速のギヤ比をロング化。特に高速クルージング時にギヤチェンジの頻度が減ることになり、実にありがたい。さらにクイックシフターも進化。従来型のシフターは2500rpm以降で機能していたが、新型では1500rpmから作動し、よりシームレスな変更が可能になる。
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