第2弾「ゾンビランドサガ」マンホール 佐賀県内4市3町に
佐賀県を舞台とするオリジナルテレビアニメ「ゾンビランドサガ」のデザインマンホールのふたが18、19の両日、県内4市3町の7カ所に設置された。昨年には6市の14カ所に設けられており、今回の第2弾で計10市3町、21カ所になった。 デザインは作中の佐賀を救おうと活動するアイドル「フランシュシュ」のメンバー7人を1人ずつ、各地の特産品や名所と共に描いた。神埼市の仁比山温泉もみじの湯には、キャラクター「ゆうぎり」と紅葉に染まる国の名勝「九年庵」のふたが設置された。同市企画課の栁川洋一さんは「コロナ後の観光で、近隣のスポットと一緒に巡ってもらえたら」と期待を込めた。 小城公園(小城市)には満開の桜を見上げてようかんを楽しむ「紺野純子」のふたが設置され、早速ファンが撮影を楽しんだ。佐賀市の内野慎也さん(30代)は「作品の舞台を見に来た他県のファンに、『こういう所もある』とマンホールを紹介できる」と喜んだ。 アニメは2018年に放送が始まって21年には続編「ゾンビランドサガ リベンジ」が放送され、映画化も決定。作中に描かれている各地にファンが訪れ、マンホール巡りも楽しんでいる。(志垣直哉) ▷他の新たな設置場所は以下の通り。(かっこ内はキャラクター名、順不同) 武雄市・川古の大楠公園(星川リリィ) 多久市・多久聖廟(二階堂サキ) 有田町・アリタセラ(源さくら) 白石町・道の駅しろいし(水野愛) 吉野ヶ里町・吉野ケ里公園駅コミュニティーホール(山田たえ)
志垣直哉