日本野球連盟広報課の湯本五十六さん、その仕事内容とは?/JABA公式サポ・田中優美の熱視線!
11月22日から12月3日までの12日間、東京ドームで開催される第91回都市対抗野球。週刊ベースボールONLINEでは、同大会にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA公式サポーター』が日替わりで発信していきます。本日は田中優美さんです。
大会前日と6日目に検査
コロナ禍でも無事に開催できた第91回都市対抗野球。大変な状況の中、大会開催2カ月半前から大会の運営に携わった裏方スタッフを紹介します。 日本野球連盟広報課の湯本五十六さんです。
小学校2年生から野球を始め、茨城県の藤代高から専大へ進学。その後はJR東日本に入社し、27歳まで投手としてプレーしました。現役引退後はJR東日本の社業に入り、浜松町駅や東京駅の駅員として5年半ほど従事していましたが、今年の9月10日から日本野球連盟に配属となりました。 その2週間前に異動を通知されたそうで、「野球を離れてからはずっと駅員をしていたので、また野球にかかわるということに驚きましたね。7月から都市対抗の準備が始まっており、その途中から携わったので、都市対抗本戦までは本当に大変でした」と湯本さんは言います。 もちろん大会中も審判や医師などの勤務管理、HPに載せている速報の入力、開始時間がずれないように細かな時間の管理や選手の誘導など、さまざまな仕事があり、忙しそうだな、と思っていましたが、話を聞くと大会前の奮闘にあらためて驚きを感じました。 配属から都市対抗本戦の2カ月半でこなした業務は、前任者からの引継ぎや、東京ドーム内のオーロラビジョンに映る選手画像にチーム名や選手名をリンクさせて業者に共有する業務等。全チームのすべての選手分を行ったので、オーロラビジョンに映る選手紹介を初めて見たときには感慨深いものがあったと言います。 また広報課に配属されたため、広報としても社会人野球に貢献したいと、物販業務に精を出した湯本さんは、オリジナルのパーカー販売を企画。そのパーカーがこちらです。