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特撮『三大怪獣グルメ』を監修の久住昌之さん、「B級グルメ道」の原点にあるものは?

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マグミクス

史上初となる「怪獣グルメ映画」

“飯テロ”ドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)の原作者として、おなじみの久住昌之さん。マンガ原作者&エッセイストとして活躍する久住さんが監修&出演した映画『三大怪獣グルメ』が、2020年6月6日(土)より劇場公開されます。 【画像】久住昌之さんも登場、映画『三大怪獣グルメ』のシーン(14枚)  巨大怪獣イカラ、タッコラ、カニーラが東京に上陸。シーフード怪獣攻撃隊SMATが出撃するものの、大怪獣たちの前になす術もありません。三大怪獣は海へと引き揚げますが、物語ががぜん盛り上がるのはここから。戦闘によって怪獣たちから切り落とされた部位は、食べてみると抜群の美味しさだったのです。怪獣グルメブームが巻き起こります。  史上かつてない珍グルメ映画を撮ったのは、『日本以外全部沈没』(2006年)や『地球防衛未亡人』(2014年)などの爆笑SF映画をヒットさせてきた、河崎実監督です。キャストは2.5次元俳優として舞台で人気の植田圭輔さん、乃木坂46の吉田綾乃クリスティーさん、『ウルトラマンダイナ』(TBS系)にヒビキ隊長役で出演していた木之元亮さんほか。さらにグルメレポーターの彦摩呂さん、独特なボキャブラリーの持ち主である村西とおる監督らもカメオ出演しています。

食事をマイペースで楽しむ大人の優雅さ

『三大怪獣グルメ』に「監修」としてクレジットされている久住昌之さんの、話題を呼んだ人気マンガを振り返ってみましょう。誰もが知っている代表作は、なんと言っても『孤独のグルメ』です。2012年からテレビ東京系でドラマ化され、井之頭五郎役の松重豊さんの気持ちのいい食べっぷりで人気に火が点きました。  谷口ジローさんが作画を担当した原作コミックは、1994年~1996年に雑誌連載され、知る人ぞ知る的なカルト人気を誇りました。行列のできる名店ではなく、井之頭五郎はたまたま町で見かけた雰囲気のよさげなお店に入り、遅めのランチをマイペースで楽しむという大人の優雅さが『孤独なグルメ』にはあります。2017年に亡くなられた谷口ジローさんの格調ある筆遣いが素晴らしい、原作コミックもぜひ一度読んでみてください。  Netflixで配信中のグルメドラマ『野武士のグルメ』は、『孤独のグルメ』のアナザーバージョンと称したい作品です。長年勤めた会社を定年退職した武(竹中直人)は定食屋で昼ビールを頼むかどうかで悩む……という、ささやかな葛藤の物語です。  井之頭五郎と違って、武はお酒を飲みますし、味もサービスも最悪なお店に遭遇してしまうこともあります。TV版『孤独なグルメ』はロケ協力店をディスることはないので、同じ久住さん原作ドラマでも『野武士のグルメ』はひと味違ったテイストが楽しめます。

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