来春卒業予定の大学生の就職内定率72.9% 前年同期比-1.9ポイントも依然高水準維持
来年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は、去年より下がったものの依然として高い水準を維持しています。 ▼若者の離職率、3年以内で「34.9%」──15年で最高に 「甘い」「根性だけでは」…世代間ギャップも “成長実感”求める? 厚生労働省などの調査によりますと、来年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は、先月1日時点で72.9%で、去年の同じ時期と比べ1.9ポイント下がりました。 人手不足が続く中、売り手市場であることから、学生一人で複数内定するケースが増えていて、最終的な就職先をまだ決めていないことなどが影響している可能性があるということですが、内定率は依然として高い水準で推移しています。 男女別では男子が71.5%、女子が74.5%でした。 厚労省は、今後も高い水準を維持することが予想されるとしています。