G大阪・宇佐美 ベストイレブン&最優秀ゴール賞「自分でもベストなゴール」札幌戦劇的勝利導く
Jリーグは10日、年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を神奈川・横浜アリーナで開催し、G大阪FW宇佐美貴史がベストイレブンと最優秀ゴール賞に輝いた。 過去2年間はケガに苦しんだが、今季はチーム最多12得点。特に10月5日・札幌戦で後半追加タイム8分に挙げた決勝ゴールは、年間最優秀ゴールに選出された。チームを10試合ぶり勝利に導いた一撃で「自分でもベストだと思います。チーム状況も沈んでいたのもあるし、ロスタイム最後の最後。点を取った時のスタジアムの歓声とか、あの瞬間以上のものを今まで聞いたことがなかった。その瞬間を作れたことでベストかなと思う」と振り返った。 チームも昨年の16位から今年は4位に躍進。自身も32歳にしてさらに進化の手応えを口にする。「ボールを扱うところはもともと自信があったが、まだ伸びていけると感じているし、もっとできる。チームの中で存在感を強めたい」と来季への意気込みを表した。