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若手のびのび キャディはヒィヒィ アフターコロナのゴルフツアー

配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

世界に先駆けて5月14日に再開した韓国女子ツアーは、一週間のオープンウィークを挟んで、先週末に2戦目を終えた。再開後のツアーはどんな雰囲気で、どんな課題があるのだろうか?この2試合、キム・ヘリムに帯同した“ピヨさん”こと、橋本道七三(みちひさ)キャディに事情を聞いた。 【画像】韓国ツアー2試合に出場したイ・ボミら日本ツアーのメンバー

厳重な警戒態勢

当然、防疫体制は厳重だ。コースに入れるのは、選手、キャディ、協会関係者、メディア、それにスコアラーとして各組に帯同するボランティアだけ。選手の家族やトレーナー、コーチ、メーカースタッフ、もちろんギャラリーも入場できない。車のナンバーは事前登録が必要で、コース入場時には毎日、問診票の提出と体温チェックが義務付けられている。 「先週はクラブハウスへのキャディバッグ持ち込みが禁止されていて、一度ハウス内に入って、忘れ物を取ろうと5m先にあるキャディバッグのある場所まで行って戻ると、また体温をチェックされる。もし、正面玄関から出て駐車場まで行ったりしたら、戻ってくる時にまた問診票を書かないといけない。結構、厳重にやっていますね」 初戦でレストランに入れたのは選手だけ。2戦目はキャディ利用も許可されたが、学校のように、一人掛けのテーブルは同じ方向に向けられている。また、初戦は開催コースに3階建ての大きな練習場があったので1打席ずつ間隔を開けて利用できたが、2戦目は練習場の打席数が少ないために、パッティンググリーンも含めて入れたのは選手だけ。ホールアウト後の練習は大会3日目に30分のパター練習を許可されただけだった。「不便ですけどね。それでも、選手は試合ができることを喜んでいますよ」

マスクをつけてやるキャディが大変

プレー中の選手だけはマスクを着用しても、しなくてもOKだが、それ以外は全員が常時マスク着用を義務付けられて、外せるのは食事時だけ。先週は4日間とも天気が良く、開催地の韓国中部・水原市近郊は気温も上がった。 「過酷ですね。熱中症で倒れるんじゃないかって思います。手袋もしないといけないし、鼻と口をふさがれて、20kg近い重さのバッグを担いで、山の中を8㎞も歩くんですよ。マスクだと呼吸が苦しい。初戦でスポンサーさんが、調理用のアクリル透明マスクを用意してくれたので、僕はそれでやりました。選手にはスポーツメーカーや洋服メーカーが薄い高性能マスクを作っていて、全員に2枚ずつ支給されました」。キャディにとっては自身を守るマスク確保が重要課題となりそうだ。

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