米トランプ次期政権を見据え一部の州が国境管理など対応加速
FNNプライムオンライン
アメリカのトランプ次期政権の発足まで2カ月を切る中、トランプ氏が大統領選で約束した不法移民の強制送還や厳格な国境管理に向けて、一部の州が準備や対応を加速させています。 アメリカ南部のテキサス州は今週に入り、バイデン政権の方針に反して、メキシコとの国境沿いの川を渡る不法な入国者を阻止するため、新たなブイを設置しました。 また、2025年1月にトランプ政権が発足するのを前に、こうした人たちが駆け込みで増える懸念から、これまで中断していた「国境の壁」の建設も再開されました。 さらに、国境沿いの地域に不法入国者を強制送還する施設を建設するため、州の土地をトランプ氏に貸与する案も浮上するなど、新政権の発足をにらんで独自の対応に乗り出しています。
フジテレビ,国際取材部
【関連記事】
- 次期大統領の“免責特権”で…アメリカトランプ次期大統領のポルノ女優不倫口止め料裁判で量刑の言い渡しが延期に 裁判所の最終的な判断が注目
- 【解説】第2次トランプ政権はウクライナ戦争・中東紛争を終結させるのか?「非介入主義」「レガシー作り」がポイントに
- 【解説】「マスク氏とマック」写真が話題 ケネディ・ジュニア氏の姿に「ポリシー変えたか」 ウクライナ侵攻から1000日…“戦争終結”カギはマスク氏か
- コカ・コーラ広告写真など第一線で活躍…写真家橋村奉臣さんがマンハッタンで突き飛ばされ転倒 病院搬送も11月に死亡 事件翌日に31歳の男逮捕 アメリカ
- 【独自】「足から火が…」炎上げ燃えるバイク ライダーのズボンに燃え移る…足を動かし必死の消火 大阪市・阪神高速