電気グルーヴ作品の出荷・配信停止に反対 発起人ら会見(全文2)不快感に公共性はない
署名はどこで誰に手渡して、どういう反応があったのか
永田:はい、ありがとうございました。それではこちらからは以上になります。ご質問がある方はどうぞ。 読売新聞:幹事社の読売新聞です。まず今日はソニー・ミュージックレーベルズに、どこで誰に手渡して、向こうからどういう反応があったかということをお願いします。 永田:私たちは市谷のほうにまいりまして、ソニー・ミュージックレーベルズの本社に伺いました。このメンバーで本社のほうに行きまして、署名はお渡ししたのですが、名刺交換なども行いませんでした。応じていただけませんでしたので、お名前とかご所属というか、肩書といったようなことを口答でご紹介いただいたというような状況になっております。 かがり:時間にして3分程度です。 読売新聞:反応としては、なんというふうに言われたんですか。 永田:受け取りましたということだけだったと思います。何か【オモウ 00:27:49】こと。そうですね、はい。 読売新聞:ではほかの方で質問【**00:27:58】。 宮台:補足すると、質問は封殺されました。質問はなしという話だったはずですということで、質問の機会は封印されました。よほど自信がないんだと思われますね。とてもだらしない印象を受けました。封印に、販売とか配信とか在庫の封印に正当な意味があるならば、とうとうと述べればいいではないですか。何こそこそしているんだ、ソニーという感じでしたね。 読売新聞:質問のある方いらっしゃいますか。はい、どうぞ。
6月1日をめどに求めるのは、今回の署名提出への回答か
NHK:【***デスカ00:28:48】。 読売新聞:どうぞ。 NHK:NHKの記者の【カワイ 00:28:53】と申します。先ほど6月1日をめどになんらかの回答を取っていきたいとおっしゃりました。それは今回の署名を提出されたことについての回答。 永田:そうですね。私たちとしては、日本全体の中で、なんとかしたいかなとか、もうちょっといろいろ考えたいかなというふうなコンセンサスはできてきているんじゃないのかなというふうに思っているんです。それが今回の6万人っていうような数字で1つに見える化されたのかなというふうに考えております。次に期待されるのは当然アクション、具体的な行動だと思っています。 宮台:NHKとか東映の反応も言ったほうがいい。 永田:そうですね、はい。 宮台:彼らは封印していないですよね。 かがり:先ほど例にも挙げましたけれども、NHKエンタープライズさんはピエール瀧さんが出演されている『64 ロクヨン』や『あまちゃん』のDVDの【ソフト 00:29:49】、販売を継続すると発表されていますし、同じく東映さんは『麻雀放浪記2020』、ピエール瀧さんの出演部分そのまま残して公開を行っております。今まさに上映中です。 宮台:それが国際標準の当たり前の対応ですね。 ダースレイダー:6月1日という期限に関しては本日署名を提出したあとに、考慮検討期間を設けつつ、今回の記者会見も含めたこういった選択肢があるんだぞというのを日本社会全体で考慮する期間として、1カ月ほどが適当なのではないかという考えで設定したものです。アクションに関して、当然出荷停止が即時解除されるのが最も良いと思っています。 ただ同時に今、見える化という意味で署名が、6万4000筆を超える署名が集まったのと、先日DOMMUNEで行われた電気グルーヴの特番に関して視聴者数が46万。これがちょうど令和の年号発表の生中継の視聴者数と同数レベルの人たちが、電気グルーヴの作品が聞けるというだけでパソコンやスマホの前に張り付いていたという人数が具体的に可視化されたので、そういった人たちもいるという上でどういった選択ができるのだろうかというのを、これからぜひ考えていただければなと思っています。