東方神起が語る「ギフトの記憶」。デビュー当時にファンから貰い、いまも大切に飾っている“贈りもの”とは?
『CREA Due』2025年冬Special Editionのカバーに、間もなく日本デビュー20周年を迎える東方神起が登場。 一軒家に集まって記念日を祝う、「2人だけのアニバーサリー」をテーマに撮影しました。 通常版(全8ページ)と特別版(全16ページ)では異なるインタビューを掲載しています。どちらもお見逃しなく! 【写真】この記事の写真を見る(5枚) CREA WEBでは、「CREA」2025年冬号のコンテンツの一部を大公開します! 通常版インタビューのテーマは、特集にちなんで「贈りもの」。 「プレゼント選びにすごく時間がかかってしまう」というチャンミンさんと「最近はプレゼントに自筆の手紙を添えるようにしている」というユンホさんの、プライベートでの素顔や交友関係もうかがえる貴重な内容です。 特別版では、20周年を迎えての率直な想いを16ページに渡ってロングインタビューしています。
目に見えないギフトをいただき続けた20年だった
来年の日本デビュー20周年を前に、新曲13曲を含む2枚組のアルバム『ZONE』をリリースした。その中には、「ファンの皆さんへのプレゼント」として2009年発売のシングル「Stand by U」が新録されている。10代のころから「東方神起」という人生を歩んで20年。決して平坦ではなかった道のりの中で、「ファンの皆さんからの愛が僕らを支えてくれた」と2人は口を揃える。 チャンミン さっきインタビューが始まる前に、『CREA』の編集の方から、僕らがデビューした当時のリリースシートと曲の入ったカセットテープを見せていただいたんです。僕らの日本デビュー年に、レコード会社のスタッフさんが、僕らの魅力をまとめてくださっていて。 僕らは、レコード会社のスタッフさんがこういうものを持って編集部を回っていることも知らなかった。でも、あらためて当時からスタッフさんたちにも愛していただいていたんだと思うし、それをずっととっておいて、こういう機会に、編集の方が持ってきてくださったことも嬉しいです。 ユンホ 僕らは東方神起としてもう20年表現活動を続けていますが、それは僕らの音楽を聴いてくれる方がいるから成立するものです。音楽番組に出演することも、ライブでパフォーマンスすることも、僕ら2人だけの力では何一つ実現できません。スタッフさんの支えがあって、僕らの音楽を受け止めてくれるファンの方がいて、初めて僕たちは表舞台に立つことができる。今回の『CREA』は「贈りもの特集」ということですが、僕らは、ファンの皆さんやスタッフさんから、ずーっと目に見えないギフトをいただき続けた20年だったように思います。 あ、でもデビュー当時、すごく素敵な目に見えるプレゼントをいただいたことを思い出しました! まだ、僕らのことなんて全然知られていなかった時期に、あるファンの方が、僕の似顔絵を描いてプレゼントしてくださったんです。絵を描くことって時間がかかる作業なのに、すごく心を込めて描いてくれたことが伝わって嬉しかったですし、しかも、その絵の中には僕の知らない僕が描かれている感じもあって。いまも大事に家に飾ってあります。