SKE48伊藤実希「SASUKE」本戦に出場決定 “ミスターSASUKE”山田勝己に弟子入り希望
SKE48の伊藤実希が、「SASUKE」史上初となる「アイドル予選会」で優勝し、12月25日(水)放送の「SASUKE2024~第42回大会~」(夜6:00-11:10、TBS系)出場が決定。予選終了後のインタビューで喜びと本戦への意気込みを語った。 【写真】腕の太さが3倍以上!? 伊藤実希と“ミスターSASUKE”山田勝己のレアなツーショット ■手にしたトロフィーと本戦用ゼッケンで優勝を実感 「アイドル予選会」は、結城りな(ukka)、正鋳真優(AKB48)、伊藤実希(SKE48)、清司麗菜(NGT48)、風見和香(私立恵比寿中学)、白石まゆみ(SWEET STEADY)、辻野かなみ(超ときめき▽宣伝部)、大信田美月(≒JOY)、菅波美玲(≠ME)、真中まな(FRUITS ZIPPER)、岩本理瑚(僕が見たかった青空)、姫野ひなの(#Mooove!)と、体力・運動自慢のアイドル12人が出場。「ビーチフラッグス」「地獄のシャトルラン」「無限ジャンプ対決」「SASUKEタイムレース」の4種目で順位を競い合った。 この予選会の模様は、番組公式YouTubeチャンネルで全6回に分けて配信。総合成績1位で優勝した伊藤が本戦出場権を獲得した。 予選会当日は、競技開始前まで「優勝します!」と自分に言い聞かせるように言っていたという伊藤。「言霊みたいなものを信じていて、言うことが大事だと思ってずっと言ってはいたんですけど、まさか本当に現実になるとは正直思っていなかったです」と胸中を告白。 贈られた優勝トロフィーと本戦用ゼッケンを手に、「こうしてトロフィーとゼッケンをもらえて、本当に1位になったんだなって今すごく実感しています」と感極まりながら紡ぎ出す。 「1種目、2種目では全く良い結果を残せなかったので、正直これダメなんじゃないかなと思ったんですけど、自分の負けず嫌いさが最後の最後に前面に出てこの結果につながったのかなって思います」と競技を振り返った。 今回の予選会は、種目ごとの順位ポイント制。総合ポイントで優勝はつかんだものの、種目別ではどの種目でも1位を取ることができなかったことに、「本当にいつもそんな感じで、悪く言えば中途半端で、よく言えばいつも平均を取れるっていう人間で。今日はそれがうまくいい感じにいったのかなと思うんですけど。でも、ここに来てもやっぱ平均なのかっていう悔しさはちょっとありますね。特に『無限ジャンプ対決』は絶対1位を取るっていう気持ちで144回飛んだので、最後の最後に抜かれてしまったときは本当にすごく悔しかったです」と語った。 ■去年落選した「SASUKE」オーディション、リベンジの思いを込めた勝負服 応援席には出場アイドルのファンが駆けつけ、競技中はそれぞれに大きな声援が飛んでいた。伊藤にもSKE48ファンたちから声援が送られ、「皆さんが前のめりになって応援してくださっているのがすごく伝わってきました。『無限ジャンプ対決』のときも大きな声で数を数えてくださっているのが聞こえていたので、本当にすごく力になりました」と、感謝のメッセージを送る。 この日、伊藤はかわいい干支のイラストが入ったTシャツを着用。応援席のファンもこのTシャツを着ていたが、これにも秘話があった。 実は、伊藤は以前にも「SASUKE」出場に応募しており、オーディションは面接までは行けたという。今回着用したTシャツはそのときと同じもの。「リベンジの気持ちを込めたのと、(2024年3月の)東京マラソンのときもこの格好だったので、『気合入る服といえば!』という感じでこれにしました」と、勝負服だったことを明かす。 続けて、「このTシャツは19歳のときに作った生誕Tシャツで、ファンの方も同じものを持っているんです。一致団結したいと思って、今日はファンの方にもおそろいで着てもらいました」と、ファンと気持ちを一つにして臨んだことを伝えた。 そして、優勝報告は地元・名古屋で待っているSKE48のメンバーにも。「『1位になってきてね』と送り出してくれつつ、多分本当に1位になるとは思っていなかったと思うので、きっとびっくりされるんじゃないかと思います。堂々と『1位取ったよ!』と胸を張って言いたいです」と笑顔を見せた。 ■“ミスターSASUKE”山田勝己に弟子入りを希望 予選会の解説席に“ミスターSASUKE”こと山田勝己がいたこともあって、伊藤は「YouTubeとかで(山田の)家に実際のを作っているのを見たので、あそこに行きたい。弟子入りしたいです」と、弟子入りを希望。「私、パワーが本当に弱くて。最後の押すところ(タックル)が課題だと思うので、それに向けたトレーニングをしたいと思います。目標はファーストステージクリアです!」と宣言する。 伊藤の運動能力の高さ、スポーツ好きはグループファンにはよく知られていたが、今回の予選会優勝でお茶の間にも広く伝わることになった。これを機に次の目標を問われると、「私、アイドルもすごく大好きなんですけど、やっぱりスポーツ、体を動かすのも大好きなので、“アイドル兼アスリートの伊藤実希”と呼ばれるのが夢なんです。ぜひそう呼んでいただけるように、今後も結果を残していきたいと思います」と、力強く答えていた。 ◆取材・文=鈴木康道 ※超ときめき▽宣伝部の▽は白抜きハートマークが正式表記