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「菊池事件」検察官による再審請求を要請 原告ら元患者3団体、最高検宛て

配信

毎日新聞

 1952年の殺人事件などで、ハンセン病とされた男性が死刑となった「菊池事件」の裁判が、隔離施設内の「特別法廷」で開かれたのは憲法違反に当たると認めた2月の熊本地裁判決を受け、原告ら元患者でつくる3団体が1日、検察官が再審請求するよう求める最高検宛ての要請書を熊本地検に提出した。  特別法廷での審理は違憲なのに検察官が再審請求しないのは違法として、元患者らが国家賠償を請求した訴訟の判決で、熊本地裁は特別法廷について、憲法が保障する平等原則などに違反したと判断。一方で、「有罪判決の事実認定に直ちに影響を及ぼす違反とは言えない」として、訴えを退けた。元患者らは控訴を見送り、判決が確定した。  元患者3団体は要請書で「菊池事件は、1人の人間が法の正当な適用がなされないまま国家に殺されたということを示しており、公益の代表者である検察官には、直ちにこの違憲状態の是正が求められる」と訴えた。【栗栖由喜】

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