チチパスが5セットの末にフリッツを退け準々決勝進出 [全豪オープンテニス]
チチパスが5セットの末にフリッツを退け準々決勝進出 [全豪オープンテニス]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第20シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を4-6 6-4 4-6 6-3 6-4で倒してベスト8に進出した。試合時間は3時間23分。 ~2022年最初のグランドスラム大会の栄冠は誰の手に!?~オーストラリアン・オープン2022|トーナメント表 全豪に5年連続出場となる23歳のチチパスは、2019年と21年のベスト4がこれまでの最高成績。第5シードとして臨んだ昨年は、ラファエル・ナダル(スペイン)を倒したあとの準決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)に4-6 2-6 5-7で敗れていた。昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れはしたが、グランドスラム自己最高の準優勝を飾った。 昨年11月に肘の手術を受けたチチパスは年頭の世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー/ハードコート)で復帰し、シングルスは2試合をプレーして1勝(相手の途中棄権)1敗の戦績で今大会を迎えている。 この結果でチチパスは、フリッツとのジュニア時代からの対戦成績(レーバー・カップを含む)を4勝2敗とした。ツアーの個人戦では2019年11月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の2回戦で対決し、チチパスが7-6(3) 6-3で勝っていた。 今大会でのチチパスは1回戦でミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-2 6-4 6-3で、2回戦でセバスチャン・バエズ(アルゼンチン)を7-6(1) 6-7(5) 6-3 6-4で、3回戦ではブノワ・ペール(フランス)を6-3 7-5 6-7(2) 6-4で破って16強入りを決めていた。 チチパスは次のラウンドで、第11シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で、第32シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-6(3) 6-3 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
テニスマガジン編集部