「もっとTokyo」接種・観光促進を期待 小池都知事が会見6月10日(本文1)
東京都の小池百合子知事は10日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年6月10日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年6月10日) ◇ ◇
基本的な感染防止対策を徹底
時事通信:それでは知事の記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。 小池:今日は1、2、3、4、5点お伝えいたします。まずコロナです。東京は今週、梅雨入りをしたわけですが、雨の日が増えております。そして季節は移り変わるわけですけれども、コロナについてはまだ闘いといいましょうか、続いてるところでございます。きのう、モニタリング会議を開催いたしました。感染状況、そして医療提供体制ですけれども、先週に引き続きまして、それぞれオレンジ色、黄色となっております。基本的な感染防止対策を、これを徹底するということで感染を抑えていくということでございます。感染拡大の防止、そして社会経済活動の両立を図ると。そのためにもワクチン接種を進めていただいております。その点、重要かと思います。 都のワクチンの接種、大規模接種会場ですけれども、立地の良さ、それからノババックスですね。これを含みます複数のワクチンから選択ができるということで、さまざまなニーズに対応ができております。これらを活用して接種していただきたい。そして今日から「もっとTokyo」、このトライアルを開始したところであります。3回目のワクチン接種を終えた方、そして陰性証明をお持ちの方を対象にしまして7月31日まで実施をいたします。ワクチンの接種、そして感染防止対策をしっかり行いながら都内の観光をお楽しみいただきたいと思います。
東京ゼロエミ住宅をお勧めしたい
感染防止対策の基本でありますけれども、もう言うまでもありません。ウイルスとの接触リスクを下げるということに尽きます。こちらのスライドにまとめておりますけれども、私たち1人1人がそのためにできる具体的な行動を示しておりますので、よろしくお願いいたします。マスクですけれども、場面に応じて正しく着用のほうをお願い申し上げます。日々の生活はもちろんですが、レジャーの際にもぜひ実践をしていただきたいと思います。この実践をしている取り組みの1つ1つ、それが感染しない、させないということにつながってまいるかと思います。引き続きのご協力よろしくお願いを申し上げます。まずコロナについてお伝えをいたしました。 それから次にエネルギーの安定供給、安定確保に向けた対策であります。これ、ずっと毎週お伝えしているわけですが、家庭での節電に向けた取り組みについてお知らせをいたしております。女性週刊誌などを見ておりますと、どうやって、家計を助けるためにこういう節電をしましょうといった特集が組まれていたり、そういったこともぜひご参考にしていただければと思います。特にこの夏の電力不足ですけれども、都としましていち早くこの電力逼迫などに関する情報発信、節電行動の周知徹底など、これを国のほうとしてもお願いしますということで働き掛けてまいりました。 こうした中で国は今月の7日に電力需給の逼迫に関する関係閣僚会議を開催されました。そして7年ぶりに家庭、そして企業に対して全国規模の節電要請を出すということを決められました。都民の皆さま方にはあらためてHTTの取り組みをお願いしたい。Hは減らす、Tは創る、そしてもう1つのTが蓄めるという、頭文字を取ってHTTという、この言葉にしております。 これまで家庭でできる節電、省エネの取り組みを毎週、ポイントを説明、また、紹介してきたわけですけど、今日はもう第6弾になります。HTT、3つ全てにつながる点についてご紹介します。それは東京ゼロエミ住宅であります。都は断熱性の高い窓、そして壁、省エネ設備などを備えた新築住宅については東京ゼロエミ住宅と名付けていまして、太陽光発電や蓄電池の設置と併せて普及を推進しております。住宅の高断熱化というのは、あとから改修をするよりも、新築のときに、最初から設計を行っておくということは取り組みやすくなりますので、お勧めをいたしたいと思います。